新年、明けましておめでとうございます。
皆様、年末年始如何お過ごされましたでしょうか。紅白、サザン良かったですね。
私は、年明け早々、受験時代からの仲の良い弁護士と格安北京ツアーに行ってきました。お正月休み3泊4日高級ホテルに泊まって諸費用込みなんと総額6万円!格安ホテルサイトで調べるとディスカウント価格でもホテル代、一部屋3泊で45000円(ツインですので、一人22500円)、飛行機ついて、食事も7回ついて、これで旅行会社利益出るのでしょうか。おっさん弁護士4名の旅は、ツアーでありながら、珍道中となりました。格安ツアーですので、無論添乗員は付きません。チェックインでは、早速、裏テクニック。旅行会社指定の席では無く、非常口を希望します。非常口の席は、足下広いのですが、万が一の時、お手伝いをする事が求められます。中国語ができますか?と聞かれて「是(イエス)」。私は、中国語は、趣味で毎朝NHKラジオ講座をもう7年ほど毎日聞いています。が、実は、聞いているだけなので、そんなにしゃべれるわけでは無くハッタリですがね(でも、中国人の交通事故案件も年に数人対応しています)。
 私自身は、北京2度目です。前回は、北京オリンピック前で、当時、ここは火事場か?と思うような100メートル先が霞む凄いスモッグに驚きましたが、今回は、青空も見えてかなり環境改善されていました。ガイドさんによると暖房は、基本石炭禁止になった事が大きいとのこと(もっとも、空気が悪いことには変わりないですが…)。
 今回のツアーは、定番の観光地を巡るものでしたが(長城、故宮、頤和園等)、改めて、そのスケールの大きさに感動しました。流石、中国3000年の歴史!(※黄河文明発祥時点から)。氷点下の北京ですが、十分堪能しました。

(↑長城を撮影)

(↑氷の頤和園を撮影)

(↑本場のパンダ観賞)

 格安ツアーなので、結構、途中、土産物屋さんに何度か寄ることになります。格安ツアーは、土産物屋に寄るからこそ、このような値段旅行が成り立つわけです。国内旅行では、お土産さん行っても、まあ、行くだけですが、今回は特別に、中国人商人のパワーというかテクニックというか感心しました。
 このテクニックについては、あまりにも興味深いので、近日中に、「ぼやき漫談コーナー」に投稿したいと思います(長文になっちゃいますので)が、被害弁護士私を除く3名発生したことだけ今回報告します。私は、彼らに言いました。「あんたら、江戸時代なら、筑波山ガマの油売り口上(※)でがまの油たっぷり買うタイプやな」
 ※筑波山に生息する霊力を有するがまガエルに鏡をみせて採取したがまの油は、傷をすぐ治すという実演販売。
 ベテラン弁護士でもやられます。皆さんご注意あれ。
 中国では、グーグルが使えず、グーグルの検索機能を利用しているヤフーも使えません。LINEも使えません。ヤフーネットニュースなどは見れるのですが、検索ができないのです。ですから、情報が閉ざされた状態なので、相手から与えられる情報が正しいか否かの検索ができないのです。帰国して、体験サイトを開いて「やられた!」と気付きます。
 ま、これも少額なら、筑波山がまの油の売り口上レベルで、旅の余興と言えますがね。
 それでも、一日中笑っている様な楽しい旅でした。昨年は、大変な年でしたが、今年は、笑いを大切する年にしたいと思います。本日、帰国後、空港からそのまま、事務所に出所し、仕事モードに入りました。今年も頑張っていきます!

(↑天安門を撮影)

(↑天壇公園を撮影)