いろいろなHPに費用についての記載がありますが、複雑で悩んでしまいますね。多くは、旧弁護士会報酬規定に沿った内容になっています。

弁護士としても、価格設定を幾らかにするかは悩むところです。複雑な事案もあり、難易度も事案毎に大きく違います。

高度のエネルギーが要る事案から素人でもある程度の結果が出せる事案と様々。そして、相手がいますし、その見通しどおりに行くとは限りません。

私は、よく、本人が精一杯何度も保険会社と交渉し得た金額と弁護士が入って獲得した額の差額の2割~3割を弁護士費用とすることとしています。

この方法は、私がプロ野球選手の年俸交渉の時に使う手法で、選手会の示す予想年俸(選手会本部に費用を払って依頼すれば、12球団全選手の正確なデーターを参考に算出してくれるのです)からアップした額の一定割合(そんなに高い割合ではありません)を報酬とするのです。

この方法は、野球選手、喜びますね。弁護士を使うか使わない方が得かは、やはり悩むところ。弁護士としても「弁護士に頼んで損をした」と思われることが一番嫌なのです。

今まで選手会の予想を大幅に超えた金額UPを獲得しつづけて来ているので、選手は、大喜びで支払ってくれますし、ユニフォームやバットなんかも置いていってくれます。

事案によりますが、交通事故についてもこの方式を取り入れ始めています。

弁護士に精一杯交渉してもらい、その額からの上昇額を元に報酬が決定されるわけで、依頼者としては、満足度が高く、弁護士もやる気が出ます。

特に後遺症がつかない案件や、後遺症障害14級の案件など費用が心配な方は、安心ですね。弁護士費用についても柔軟に対応致しますので、是非とも、気軽にご相談ください。