茨木太陽法律事務所では、3月より毎月第4水曜日の午後4時から午後9時まで、阪急梅田駅直結の阪急ターミナルビルにおきまして、交通事故・後遺障害の無料相談会を開催することを決定致しました。
 本相談会は、後遺障害等級研究NPO団体との共催で実施し、当日は、賠償額、過失割合、保険会社との対応、事故後の対応等の法律相談に関する分野については弁護士が、後遺症に関する相談についてはNPOスタッフがそれぞれ対応し、的確にアドバイス致します。

 当事務所では、法律関係のトラブルや懸念事項については早期に専門家へご相談されることを推奨しております。特に、交通事故においては、後遺障害の等級が決定する前からご相談頂くことで、被害者様にとってより良い解決策を見いだすことが可能です。

 法律相談、後遺障害に関する専門的な無料相談を一つの会場で同時に受けることができる本相談会を是非積極的にご活用下さい。
 なお、当相談会は完全予約制で、定員数がございますので、お早めにご予約下さい。

無料交通事故相談会のご案内

1.日時:平成25年3月27日(水)午後4時より午後9時まで
2.場所:阪急ターミナルビル(阪急梅田駅下車すぐ。詳細は後掲の地図をご覧ください。)
(阪急梅田駅1階紀伊國屋書店出口付近にある大型スクリーン、通称『梅田ビッグマン』向かい側)
3.必要書類等:ご相談をより内容のあるものにするため、書類や画像の資料類をご用意頂く場合がございます。
4.お申し込み方法:
 ・当事務所が運営しております交通事故解決専門サイトのお問い合せシート(「お問い合せシート(一般用)・「お問い合せシート(むち打ち専用)」)からお申込頂けます。
 ・上記専門サイトの無料相談のご案内ページにあるシートをダウンロードして頂き、FAXにてお申込頂くことも可能です。
 ・当サイトのお問い合わせページにあるお問い合わせフォームからもお申し込み頂けます。
 ・お電話にてのお申込もお受けはしておりますが、弁護士の執務の関係上、お問い合せシート・FAXを利用してお申込頂きますようお願い致します。

無料相談会場地図

交通事故でお困りの皆様に対応するために

 当事務所では、交通事故に遭われた被害者の皆様のお役に立つべく、後遺障害等級認定支援NPOとの共催により毎月無料相談会を開催しております。
 しかし、月1回、第二土曜日に開催している相談会は、毎回20名程度の予約で一杯になり、体制の強化が望まれていました。
 そこで、仕事に復帰しご多忙なままに過ごされている皆様を想定し、毎月第4水曜日の夜間に、交通至便な梅田で無料相談会を開催することを決定致しました。

 もちろん、ご相談対象の交通事故被害者様に制限はございません。主婦の皆様、学生の皆様、和歌山や姫路、加古川方面にお住まいで茨木までお越しになれない皆様に、夜間相談会をお気軽にご活用して頂きたく、ご案内申し上げます。

保険屋さんに任せっきりになっていませんか?

 交通事故に遭われたとしても、お仕事の都合でゆっくり静養することができず、職場復帰していらっしゃる方がたくさんおられます。

 しかしながら、痛みは残っている。だけど、整形外科に通院する時間はない…。

 このような時、街を歩いていると接骨院の看板には「交通事故、ご相談ください」と大きく書かれており、なんとなく整骨院に通うことになった…。
 保険屋さんは印象が良く、真摯に対応してくれるので、任せておけば悪いようにはしないだろう。

保険屋さんの立場になって考えてみましょう。

 保険屋さんは親切に、親身に対応してくれます。しかし、それは、その担当者の人間性だけによるものではありません。
 保険屋さんは、親切にするのが仕事なのです。服を買いに行ったら店員さんが愛想良く対応してくださるのと同じ事なのです。
 保険屋さんが親身になって対応し、被害者の皆様に誠実な対応をしていれば、多くの被害者の方々は、その対応が心に響いて保険屋さんを信頼し、示談されることでしょう。
 それこそが、保険屋さんの狙いなのです。

示談に存在する三つの基準

 交通事故に遭って損害が生じた場合、それはお金によって解決することになりますが、そこには三つの基準が存在しています。『自賠責保険基準』、『任意保険基準』そして『地裁基準』と呼ばれるものです。

 この中で、賠償基準が最も高いのが地裁基準で、任意保険基準、自賠責保険基準と続きます。
 保険屋さんは、地裁基準での解決を迫られると、自分たちが基準としている任意保険基準よりも支払いが増えることになります。ですので、地裁基準で話しはしたくない。だからこそ、保険会社は弁護士を入れて裁判をしたり示談にしたりさせないよう、親身に、誠実に対応しなければならないのです。
 もちろん、保険屋さんも、人としての誠意や誠実さを持っていらっしゃることは当然です。しかし、ここでのポイントは、人としての誠意ではなく、保険会社担当者の企業人としての使命です。その使命とは、保険金の支払い額を低額に抑え、会社の利潤最大化に貢献することではないでしょうか。

 そして、日本における交通事故の実に8割程度は、専門家を介さない保険会社との示談によって解決されているのです。

日本の交通事故解決を変えていくために

 この三つの基準に内在する矛盾を知っている方々だけが地裁基準で解決でき、それ以外の方々は任意保険基準に甘んじなければならない。このような現状は、法律家として看過することはできません。

 当事務所では、無料相談会を開催することで被害者の皆様に直接役立つ活動を行う一方、ブログや、こういった相談会の案内の中で、この三つの基準による矛盾を指摘し、一人でも多くの方々が、適正な補償を受けた上で交通事故を清算し、前を向いて進んでいけるようお力添えをしていきたいと考えております。

 相談会と言っても堅苦しいものではありません。お気軽に、積極的にご活用ください。