男性・50代
事故態様:駐車場内で後進され衝突
 
 高速道路サービスエリア内の事故。
 当方、駐車スペースから出ようとバックしたところ、後方対面の車にテールランプが点灯(エンジンかかる)後、バックライトが点灯したことを見て、停車。バックをしてくる対面者に何度もクラクションを鳴らすが相手はバックを継続し、衝突した事案。
 こちら側は、高級車であったにも関わらず、簡易な補修で済ませることをOKするつもりでいたところ、駐車場内の事故は、50:50が妥当とし、相手方が車の修理代の半額を要求してきた。しかし、相手は、要求はするも具体的に請求行動も起こさず、事態が全く進まないため、当方に依頼。
 当職介入後も相手方保険会社、契約者に確認しますというばかりで進展の見込みが無いことから、遠方であるが名古屋地裁に提訴。
 裁判所から何度も、事故見取り図作成の指示を受け、グーグルマップを駆使しての作成等訴訟準備が大変であった。予想どおり相手から何らの明確な反論なく、当方の主張に沿った和解勧告が早い段階で出され解決。まさに、「急がば回れ」であった。
 少額案件であったので、弁護士費用保険特約が役に立った案件である。