後遺障害等級獲得

先週末は、NPO法人交通事故110番主催の学習会に参加していました(at東京)。

NPO法人交通事故110番とは?

同団体は、交通事故分野でも後遺症についての障害等級獲得に注視し、研究している団体です。

交通事故処理に於いて、後遺障害が取れるか、何級になるかは、その結果に大きな差が生じます。

なのに、弁護士業界に於いて、今まで、後遺障害獲得は、いわば運任せの状況でした。

運まかせ?

なぜ、運任せかというと

①医者の誤診の可能性

②医者が後遺障害診断書の書き方を知らない

③審査する調査事務所が質は、医学的知識が全くなく、判断力に欠けるという実態があるからです。

多くの弁護士は、交通事故相談があると一般的な説明をしたあと、「後遺障害の等級が下がりましたらまた来てください」とか「後遺障害診断書を書いてもらってから来てください」と言います。

しかし、後遺障害の等級が一旦出てしまうとそれを覆すのは大変で、多くは、それに失敗します。

また、後遺障害診断書が書かれるとその内容が間違っていてもそれが独り歩きし、間違った結果を生むことになります。その修正は大変です。

事故後の早期相談が大切

私は、かねてから間違った後遺障害認定がなされないように、事前準備に力を入れてきました。

それは、自分自身の裁判の経験で、思った結果を得られず、苦々しい思いをしたことも数多くあるからです。

「後遺障害認定は医師の領域で、弁護士は関係ない」では済まされないと思うのです。事故後の早期相談と後遺障害診断書作成前の相談は大切です。

くれぐれも加害者保険会社担当者の人当りの良い対応に騙されないでください。私は、このNPO法人の協力・専門医師との連携により、不運にも間違った後遺障害になる被害者を一人でも少なくしたいと思っています。

ガンバ大阪

ガンバ大阪から20周年記念事業の川淵三郎講演会のお誘いを受け、行ってきました。
川淵さんは、Jリーグ初代チェアマンとして、Jリーグ発足に尽力された方です。
今年で75歳とは思えない、はつらつとした話しぶりで、おもしろおかしくお話しされ、まるで90分間落語を聞いているようでした。
Jリーグ発足時の秘話などもいろいろ教えて頂きました。ガンバ大阪は、当初、「大阪ジョーズ」という名前の予定だったそうです。
親会社のパナソニックが映画「ジョーズ」の版権を持っていたことと、「大阪城’S」と大阪的なボケで、当時としては最高!と好評だったようです。
しかし、発表直前に瀬戸内海で凶暴な鮫が現れて大騒動になり、急慮、ジョーズ案はボツになったとのこと。
ガンバでよかった。鮫が出没していなければ、今頃、スタジアムは、鮫のかぶり物とお城のかぶり物にあふれていたはず・・・。

連休に中国へ行ってきました。

友人と台湾の方二人(一人は、台湾現地の方、もう一人は日本在住の方)と中国は大連、丹東、瀋陽と回ってきました。
金曜日に大連で待ち合わせて、バスで北朝鮮国境の街である、丹東へ行きました。国境地帯は、正直、北朝鮮の方には気の毒な状況が展開されてました。

中国側から沢山の観光ボートが出ていて、陸地の数メートル先まで近づき、国境間際で畑仕事している人や洗濯している人、警備兵をバチバチ写真で撮るのです。まるで、動物園のようです。
写真の高層ビルが立ち並ぶ左側が中国、右の何もない方が北朝鮮です。

blogphoto11