このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今日は安藤選手のことについて。
本日、安藤選手が引退の発表をされました。
今期は、昨年と同様開幕2軍スタートでした。
7月頃までは、ファームで他の若手投手を圧倒する防御率0点台をキープしていましたが、1軍の投手陣が絶好調で、上にあがることはありませんでた(昨年は、GW頃には、1軍合流)。8月打ちこまれて、元々夏、大好きなタイプだったのに、結果が出ず、体力の限界を感じたのでしょうか。8月のデーゲーム…ベテランには、酷とは思うのですが…。安藤選手のコントロールは抜群で、ボール半分の出し入れが自由にできる技巧派です。彼のフォークボールは、コントロールされたボールがバッターの手元で落ちて、打てそうで打てないバッター泣かせだったそうです。タイガース一筋16年、お疲れ様でした。
(安藤選手のフォークボールの握りです。そんなに大きくない手なのにすごく広がりますね。)