ドラフト会議2018 (H30.10.26)

 このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今回は、昨日行われたドラフト会議についてのお話です。

ドラフト会議2018

 
今年もドラフト会議終わりましたね。高校生4人の目玉選手が話題になったドラフトでしたが、タイガースは、残念ながら、くじ運に恵まれませんでした。1位から3位まで、野手、4,5,6位は、投手という構成です。今年のドラフトの成績としては、タイガース最下位との評判を受けています。
 私も、素人ながら、2位指名、吉田輝星君行って欲しかったなあと思ったりします。ただ、吉田君タイガースに来たら、成長止まってしまうかもしれません。赤星さんも先日の講演会で、タイガースは、新人が伸びにくい環境にあること言っていました。ファイターズの方が、新人育成しっかりしており、日本の球界にとってはいいかもしれません。
 タイガースと同様、ジャイアンツも1位も外れ外れの1位。ジャイアンツのドラフトの評価も低い様です。
 西山秀二さんがネットのニュースで、ジャイアンツ、タイガースが弱くなったのは、ドラフト逆指名制度がなくなったからだと述べていました。
 確かに、広島の選手を見ると逆指名制度が無くなった2007年以降ドラフトの選手ばかりです。広島は、予算が限られており、逆指名の権利をドラフト14回中7回しか使っていないのに比し、ジャイアンツ、タイガースは、逆指名フル活用しました。
 加えて、FAでの補強もしており、ジャイアンツ、タイガースが優勝争いをするのは、ある意味当然だったかもしれません。
 広島は、自前で、前評判の高くない選手を、猛練習で鍛え上げるというシステムが確立しており、2007以降の平等のドラフト制度の下では、むしろ強くなることは当然という気がします。
 安藤さんが、以前、阪神が、初のCS進出の広島に負けたとき、「広島ってこんなに強かったんだ」と運では無く、実力で負けたことを言っていたことを思い出しました。 
 タイガースもジャイアンツも、常勝を強く要求されるチームで、新人が育つまで我慢できない環境にあります。
 成績不振→ドラフトは即戦力の大学、社会人狙い→育成環境が整わない→選手層が薄く、飛び抜けた能力の選手が排出されない→成績伸び悩む
 このままでは、タイガース暗黒の時代が再来するかもしれません。
 タイガースもジャイアンツもFAで、補強していくしか無いのですかね。尤も、FA選手を頼りにできるかというと、ジャイアンツを見れば明白です。
 タイガースの1位の近本光司さん(大阪ガス)、1位でもなくてもいいのではとかいろいろ言われていますが、大山選手ドラ1の時も、いろいろ言われました。しかし、大山選手ドラ1にふさわしい活躍しました。是非とも、赤星さんのような活躍をして頂きたいと思います。

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日時

平成30年11月5日(月)午後7時~午後8時

会場

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(〒569-0071 大阪府高槻市城北町2丁目4-1)

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弁護士狩猟民族、税理士農耕民族(H30.10.11)

本日は、朝早くから起きての日帰り金沢出張でした。特急サンダーバードは、高槻駅に停車するので、助かります。
 高槻駅で知人の税理士Hさんと出くわし、同じ列車に乗るとの事で、自由席に変更し、ご一緒することになりました。Hさんは、大学の先輩で、とても温厚な方で、時々、案件をご紹介頂いています。
 電車の中では、話が弾みました。その中で、税理士と弁護士の比較論がとても面白く、弁護士は、狩猟民族、税理士は農耕民族という位置付けとなりました。狩猟民族は、猟師、あるいは漁師ということになりますが、面倒なので、以下、漁師で書き進めます。
 農耕民族(お百姓)たる税理士さんは、山林から田畑開墾し(新しく事業を始めた方のサポート)、日々、作物(顧問先)の世話をし、一年に一度(確定申告時)に実りを受け取る。一度、開墾すれば、ずっと、毎年実りをもたらしてくれる(通常税理士を変えることはない)。時々台風(税務調査)も来て、被害もでるが、台風も雨をもたらしてくれて、日本の農耕には、無くてはならないものです。税務調査もなければ、誰も税理士に依頼しません。税理士にとっても、台風(税務調査)は、無くてはならないものです。
 定型的な作業が多く、小作(従業員)をうまく使えば、大規模農場(大規模会計事務所)を経営することも可能です。
 大切に世話すれば、土地(顧問先)を子孫に承継することは、容易で、大地主が代々引き継がれる傾向にあります。ただ、最近は、開墾する土地が少なく、新人税理士は、小作人から抜け出せず、格差社会が形成されつつある様です。
 これに対して、狩猟民族(漁師)たる弁護士は、同じ田畑から毎年実りがあるわけではなく、一回、一回が勝負。事件が終了すれば、大抵の場合、依頼者との関係は、それで終了。次の魚(事件)を捕ることで生計を立てる事になります。弁護士としては、皆、大間のマグロの如く大物魚を捕りたいと願っていますが、現実は、鯛、ヒラメ、サンマで生計立てています。ただ、最近は、司法改革の下、弁護士大幅増員により、漁師が増えた上、資源も少なくなり(事件の相手お金無ければ事件になりません)、サンマも不漁続きです。
 漁を知らない若者や牙が折れた老弁護士は、うまく、狩猟・漁(事件解決)ができず、収入が確保できなくて、悪徳業者の手先に使われた挙げ句弁護士資格を失う例が絶えない状況にあります。
 Hさんは、税理士業をされていますが、公認会計士の資格も有しておられる方で、「士業」の事をよく分かっておられます。
 Hさん曰わく、「私は、弁護士は、とても大変な仕事だと思います。人の揉め事に首を突っ込んで行くお仕事なわけですから…。私は、揉め事は大嫌いで、話を聞くだけで、心が折れてしまうのです。」
 そうなんです。弁護士業は、揉め事を扱う仕事なので、とても神経を使います。実際、危険な思いをすることも多々あります。また、勝負事なので、勝ち負けがあり、負けると(魚を取り逃す)と収入がガクンと減ります。負けると心凹みます。更に、依頼者は、どんな仕事をするかよりも結果を求めますので、どんなにいい仕事しても結果に満足して頂けないこと多々あります。依頼者も精神的に張り詰めているケースが多く、その扱いを誤れば、依頼者がクレーマー化する危険があります。
 それに対して、税理士は、基本、商売である程度成功している人を扱います。金持ち喧嘩せずといいますが、ある程度、商売が成功し、心が穏やかな方が顧客です。仕事の結果も、一般の人には分かりません。多少の税務申告ミスがあっても、顧客が気付くことは先ずありません。弁護士は、実質勝訴でも満足頂けず、「弁護士ダメだ」と言われたりします。
 現実、弁護士は、鬱病など精神疾患に陥る人がとても多いのです。
 

凄い車に出会いました(H30.10.7)

東京への出張の後、台風一過、青空の下、ドライブしながら(但し、私は、運転者じゃない)大阪に戻ることになりました。
途中、サービスエリアで、トイレ休憩して戻ってくると、お隣の車、なんか見覚えがあります。小生、大昔のスーパーカーブームの記憶がよみがえります。「まさか…、こんな所に…」と思いつつ、エンブレムを見ました。
blog20181015-2
日本の誇る幻の名車 トヨタ2000GT!! 

blog20181015-1
生産台数わずか337台!!初めて見ました。車体は、小さく、ぺったんこという感じですが、風格があります。
この正面写真を見て、どうして、ライトちゃんとあるのに、収納型ライト(リトラクタブルライト)もあるのかなあと思って調べてみました。
すると、「ヘッドライトの位置は地上24インチ(約61cm)以上」という米国カリフォルニア州の法規(当時)に適合しなかったため、リトラクタブル式を採用し、先端にはフォグランプが取り付けられたそうです。
先端のライトヘッドライトじゃなくて、フォグランプだったんですね。大きなフォグランプです。
  
しかし、こんな車が普通に走っているのには驚きました。
こんな車に傷など付けては大変です。慎重に慎重にバックするよう促して、その場を離れました。

赤星さん講演会(H30.10.3)

このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今回は、阪神タイガースで活躍されていた、赤星さんの講演会のお話です。

赤星さん講演会

 平成30年10月2日、地元、茨木にて、茨木東ロータリークラブ45週年記念事業として、赤星さんの講演会が開かれました。私は、ロータリークラブとは、全く、関係ないのですが、一般参加で申し込みました。1000人近い参加者の中、面白いお話をいろいろ聞かせて頂きました。今年のドラフト情報についても、「ここだけの話ですが…」と秘密??情報のお話がありました。(秘密にします)
 お話の中で、2番バッターのお話がありました。赤星さんは、2番バッターの犠牲の上に成績成り立っていると話されていました。直球系のストライクが来る可能性が高いにも関わらず、それを見逃し、ワンストライク犠牲にしているのが2番打者とのこと。関本には、とても感謝していると話されていました。プロは、個人事業主なので、アマチュアと違い成績至上主義、犠牲の精神は、成り立ちにくい世界。チームメート各人が犠牲の精神を共有できるとき、チームは強くなるとのこと。いいお話です。因みに、外国人のキンケード選手は、初球必ず振りに行って、困ったとのことです。キンケードにコーチ監督が「空気読め」みたいな事を言うと、「why~!?」モードだったそうです。「速球来るの分かっていて、何故、見逃さないといけないのか?ワタシが打てば、1,3塁になって、もっといいじゃない」という理論だったそうですが、実際は、打ち損じが多くファールにしちゃうので、走り損になることが多かったとの事。
 後、もう一ついい話。岡田監督は、盗塁のサインを出したのは1度だけ。それは、3回連続盗塁失敗したとき。3回連続失敗すると、気分的に走りに迷いが生じていたところ、監督から盗塁のサインが出て、「監督からの指示なんだから、失敗しても監督の責任」と割り切って、思い切ってスタートを切れたとのこと(盗塁成功)。岡田監督、選手の気持ち分かっていますね。
タイガース小ネタ20181003