私の趣味は、省経費旅行です。この歳になっても青春18切符を使って、日帰りで金比羅参りしたりしています。最近は、ピーチ航空を使った旅も多く、タイガースの沖縄キャンプ見学したりするのにピーチ航空使ったりします。
先日、ある人から、どうして、学生でもあるまいし、そんな貧乏旅行が好きなのか?と尋ねられました。私は、即答、「趣味だからです。貧乏旅行ではありません。省経費旅行です。行程考える事が好きなんです」
鉄道ファンが、時刻表片手に、一番安く、合理的な鉄道旅を探求する(今は、スマホで検索かもしれませんが…)が如く、最低限の旅の満足を満たすことを前提に、最低限のコストを合理的に探求するのが好きなのです。
今回の旅の目的は、凍った海を体験するというものです。昨年就航したピーチ釧路路線。早期予約で土日利用なのになんと往復1万円(!)です。体が大きいので、非常口指定(わずか650円)すれば、ゆったりとした旅となります。
この企画に私の大学の同期で札幌で検事をしているA君が乗ってきました。どうも検事も偉いさんになると土日暇な様です(土日仕事すると部下が休めない。ごもっともです)。
心配された天候にも恵まれ、12時には、釧路到着。A君と合流し、車で3時間半程の野付半島をめざしました。夕暮れまでに到着しないといけません(関西より日暮れかなり早い)。昼食抜きで、3時半頃到着。
辺りは、もう、夕暮れが迫っているという感じで、観光客は誰もいません(というより、雪の足跡からして、その日の観光客は、数名と思われる)。海に突き出た遊歩道まで、雪に埋まりながら30分位進みました。海の遊歩道は、絶景でした。360度氷の世界。氷平線が見えます。氷点下3度の寒さにかじかむ手でしたが、いい写真撮れました。
夜は、ビジネスホテルの温泉入って、炉端焼きを楽しみ、釧路ラーメンで締めました。
翌日は、チェックアウトまで、温泉を楽しみ、お昼の便で帰阪。夕方には、自宅着。リラックスできた週末を過ごせました。
皆様、冬の釧路なかなかよろしいですよ。お試しあれ。
月: 2019年1月
高槻にて弁護士による、交通事故・借金・相続問題についての無料相談会開催
このようなお悩みがある方は、是非ご相談にお越し下さい
- 交通事故
- 借金問題
- 遺言書作成・相続問題
・事故直後で今後の対応がわからない
・後遺障害等級を獲得したい
・相手保険会社の対応に不満がある
・示談金がいくらになるのか
・長年返済し続けているので、過払い金があるのか知りたい
・住宅は残したいけど、それ以外の借金は減らしたい
・仕事が無くなり、借金が支払えなくなった
・遺産は妻だけに残したい
・親族と不仲なので、遺産を渡したくない
相談会日時・会場等のご案内
日時
平成31年2月25日(月)19時~
会場
高槻南スクエア (ファイブプラザ4階)
(〒569-0071 大阪府高槻市城北町2丁目4-1)
お申し込み方法
- お電話(0120-932-981)からお申し込みいただけます。
(受付時間:平日午前9時30分から午後6時まで) - 交通事故のご予約の方は、下記フォームからもお申し込み可能です。
必要書類等
- 交通事故
- 借金問題
- 遺言書作成・相続問題
交通事故に関する資料一式のほか、自動車保険の資料をご持参下さい。
契約書や借用書など、借金に関する書類をご持参下さい。
通帳や保険証券・証券など、遺言書作成や相続に関する書類をご持参下さい。
完全予約制とさせていただいております
なお、当相談会は完全予約制となっておりますので、お手数をお掛けいたしますが、
「0120-932-981」からお申込の上、ご参加ください。
筑波山がまの油売り-中国編-(2019.1.15)
世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろう)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、新春の挨拶と年始中国格安旅行体験記を紹介しましたが、お土産屋での販売方法がえげつないことを、後日、ぼやきコーナーで取り上げますとしていたところ、その内容を早く知りたいというご要望を頂きまして、成人の日を利用して書きました。
筑波山がまの油売り-中国編-
皆さん、聞いて下さい。格安旅行に、提携土産物屋に寄ることは付きものですし、多少オーバーな実演販売は、筑波山がまの油売り(※)の如く、ご愛敬のところです。
(※ 筑波山に生息する霊力有するガマガエルに鏡を見せて、その流れ出る脂汗は、傷をすぐに治すという触れ込みで、実演販売をするとするというもの。刀の先半分だけ良く研ぎ、紙をスパスパ切って、刀の切れ味を示し、研いでいない刀の根元の部分で、自分の腕を切りつけ、血糊を付けた後、がまの油を塗って、さっと拭けば、この通り、怪我が治っていますという詐欺的実演販売。)
しかし、中国の場合、えげつなすぎますわ。国家ぐるみで詐欺的販売しているとしか思えません。
朝8時過ぎに中国の文化センター?に行くと、ガイドさんが「皆さん、今日はラッキーです。人間国宝の書道の先生が来ています。」「書道の先生が、日本の皆さん前で実演してくれるそうです。」と告げられ、とある部屋へ。初老の老人がおもむろに絵と字を描き始めます。確かに、絵もうまく、字も上手。文化センターの館員が、流暢な日本語で、先生が如何に立派な人であるかを説明します。そして、書いた書や絵の販売が始まりました。絵10万円、書5万円。ウーン。高いのか安いのか分からない。先生と言われる人は、終始、無言で、黙々と書いています。
以下、私が覚えている館員の売り口上を列挙します。
・愛新覚羅の末裔で、世が世なら皇帝だった人(家系図展示)
・(ラストエンペラーである愛新覚羅溥儀とその弟溥傑他、一族が写った写真が展示してあり)、その中に写っているこの人が今日来ている先生とのこと
・中国の書道協会の重鎮で、日本でいう人間国宝。
・先生は、今日は日曜日で、たまたまここに寄られた。ボランティアで、この代金は全額、故宮の修復費に充てられる。文化保護の為、皆様、ご協力お願いします。
・購入者は、特別、先生と写真撮れます。
・昨年、九州の人が絵を買って、お店に貼りました。それから中国人のお客が一杯来るようになりました。中国人「愛新覚羅」とザクロの絵大好きです。あまりにも店が流行ったので、先日、お礼と新しい絵をお願いするため、ここに来られました。
・今使っている筆は、皇族用の筆で、この毛を採るのに〇頭要ります。
・なんでも鑑定団に出せば、先ず、10倍以上の値が付くこと間違いありません。もし、そのような値段がつかなければ、お金はお返しします。
・先生が一番心配しているのは転売です。転売は絶対しないということをお約束してくれる人だけにお分けしたいと思います。
私は、なんで、そんな偉い先生が、館内閉まっている日曜、朝8時たまたま訪れた?そんな国宝級の偉い先生の書画が10万円?愛新覚羅一族の写真でも、古い写真なので、似ていると言われれば似ているといえるだけでしょ。
なんでも鑑定団ってなんやの?相手にされるわけないでしょ。また、返品のため、中国に来いというの?
私は、その場を離れ、飾っている絵や愛新覚羅家に関する資料を眺めていました。
ツアー客の一人の社長さんが書と絵の両方を購入し、ご満悦で先生と写真を撮っているのが見えました。
バスに戻ったとき、N弁護士とS弁護士が購入したようで、お互いにいい買い物をしたことを語り合っていました(最後、書、画両方付けて5万円にしてくれたとのこと)。
私は、彼らに言いました。「おたくら、江戸時代なら、がまの油いっぱい買うタイプですね。」と。
旅の道中、お二人は、騙されたのか?との不安を打ち消すかのような、いい買い物であったと自分に言い聞かせていました。
中国では、スマホでの検索ができません。お二人、帰国して、検索した様です。お二人からLINEが届きました。「やられた~」
私は、慰めの言葉をかけました。まあ、書や画の評価というのは、主観的な物です。もともと売却を予定している物ではなく、ご自身が良い絵、書と思って書いたのですから、それでいいじゃないですか。このネタ、今後、10年話題に使えますよ。そう考えれば、旅の思い出として安い買い物ですよ。
このツアーでは、この他に、宝石店(翡翠)、ラテックス(生ゴム)寝具店、シルク布団店と回りましたが、「度を超えたディスカウントを許可無くやった」と何故か中国人店員2人が日本語で喧嘩しだすなど、突っ込みどころ満載の売り込みをしていました。後日、調べると、展示品は、本物、販売品は、偽物の事が多い様です。ツアー客の被害者多数です。
店員のカモ客を見定める嗅覚は、ハイエナの様です。見るからに貧相で性格が捻くれた様な私には、店員、ほとんど、寄りついてきません。客がどの品に興味があるのか目線で判断し、誰と誰が友人で、誰を落とせば、その人の連れも買物をするとか、一瞬で判断します。あれだけ堂々と大ぼらを吹かれては、大嘘も真実の様に聞こえます。日本で、あそこまで大ぼら吹けるのはオレオレ詐欺グループです。国の施設をそんな人達であること分かって貸し与えているものです。前回の時は、紫禁城の中で書画の実演販売がありました。国家も見て無ぬふりです。
ぼやき漫談コーナーですので、いつもなら、人生行路師匠の「ばか者!!なにさらすんじゃ。責任者出てこい!」で締めるところですが、習近平さんが出てきたら怖いので今回は、止めておきます。皆さん、旅行での実演販売には、ご注意あれ。4人中3人のベテラン弁護士が被害に遭いました。(そんな旅でも楽しい旅でした)
2019年新年のご挨拶+格安ツアー体験記(2018.1.7)
新年、明けましておめでとうございます。
皆様、年末年始如何お過ごされましたでしょうか。紅白、サザン良かったですね。
私は、年明け早々、受験時代からの仲の良い弁護士と格安北京ツアーに行ってきました。お正月休み3泊4日高級ホテルに泊まって諸費用込みなんと総額6万円!格安ホテルサイトで調べるとディスカウント価格でもホテル代、一部屋3泊で45000円(ツインですので、一人22500円)、飛行機ついて、食事も7回ついて、これで旅行会社利益出るのでしょうか。おっさん弁護士4名の旅は、ツアーでありながら、珍道中となりました。格安ツアーですので、無論添乗員は付きません。チェックインでは、早速、裏テクニック。旅行会社指定の席では無く、非常口を希望します。非常口の席は、足下広いのですが、万が一の時、お手伝いをする事が求められます。中国語ができますか?と聞かれて「是(イエス)」。私は、中国語は、趣味で毎朝NHKラジオ講座をもう7年ほど毎日聞いています。が、実は、聞いているだけなので、そんなにしゃべれるわけでは無くハッタリですがね(でも、中国人の交通事故案件も年に数人対応しています)。
私自身は、北京2度目です。前回は、北京オリンピック前で、当時、ここは火事場か?と思うような100メートル先が霞む凄いスモッグに驚きましたが、今回は、青空も見えてかなり環境改善されていました。ガイドさんによると暖房は、基本石炭禁止になった事が大きいとのこと(もっとも、空気が悪いことには変わりないですが…)。
今回のツアーは、定番の観光地を巡るものでしたが(長城、故宮、頤和園等)、改めて、そのスケールの大きさに感動しました。流石、中国3000年の歴史!(※黄河文明発祥時点から)。氷点下の北京ですが、十分堪能しました。
(↑長城を撮影)
(↑氷の頤和園を撮影)
(↑本場のパンダ観賞)
格安ツアーなので、結構、途中、土産物屋さんに何度か寄ることになります。格安ツアーは、土産物屋に寄るからこそ、このような値段旅行が成り立つわけです。国内旅行では、お土産さん行っても、まあ、行くだけですが、今回は特別に、中国人商人のパワーというかテクニックというか感心しました。
このテクニックについては、あまりにも興味深いので、近日中に、「ぼやき漫談コーナー」に投稿したいと思います(長文になっちゃいますので)が、被害弁護士私を除く3名発生したことだけ今回報告します。私は、彼らに言いました。「あんたら、江戸時代なら、筑波山ガマの油売り口上(※)でがまの油たっぷり買うタイプやな」
※筑波山に生息する霊力を有するがまガエルに鏡をみせて採取したがまの油は、傷をすぐ治すという実演販売。
ベテラン弁護士でもやられます。皆さんご注意あれ。
中国では、グーグルが使えず、グーグルの検索機能を利用しているヤフーも使えません。LINEも使えません。ヤフーネットニュースなどは見れるのですが、検索ができないのです。ですから、情報が閉ざされた状態なので、相手から与えられる情報が正しいか否かの検索ができないのです。帰国して、体験サイトを開いて「やられた!」と気付きます。
ま、これも少額なら、筑波山がまの油の売り口上レベルで、旅の余興と言えますがね。
それでも、一日中笑っている様な楽しい旅でした。昨年は、大変な年でしたが、今年は、笑いを大切する年にしたいと思います。本日、帰国後、空港からそのまま、事務所に出所し、仕事モードに入りました。今年も頑張っていきます!
(↑天安門を撮影)
(↑天壇公園を撮影)