後半戦 借金ゼロから再スタート

このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。
さて今回は・・・。

後半戦 借金ゼロから再スタート

開幕当初の悲惨な状況からよくここまで盛り返したものです。

開幕当初中継ぎ陣ボロボロでしたが、今は、鉄壁の中継ぎ陣ですね。

是非、ペナントレース2位で、CS進んで欲しいですね(優勝は諦めました)

明日、甲子園久々に行ってきます。台風来ているけど、お天気大丈夫かなあ。

株主代表訴訟 東電13兆円認容判決!−弁護士報酬は幾ら?お金のお話−

驚きの判決が出ました。東電役員に対し、震災での監督責任を問うた案件で、なんと13兆円の支払いを命じる判決がでました。

この株主代表訴訟というのは耳慣れない訴訟だと思うのですが、昔から株主オンブズマン団体などが利用してきた訴訟制度です。

会社役員が会社に損害を与えた場合、会社から当該役員に損害賠償することは先ずありません。損害賠償するには、役員決議を経ることになりましょうから、身内に、損害賠償をすることはないと考えるのが普通でしょう。

では、会社は誰のものか?というと、それは、株主のものであるというのが法律上の大原則です。役員の身内での馴れ合いに対して、株主が物を言える制度が、株主代表訴訟制度です。

今回、報道ではあまり報じられていない株主代表訴訟にまつわるお金のお話をしたいと思います。

普通、13兆円の訴訟ならば、裁判所に納める印紙代は、数億円単位になります。しかし、株主代表訴訟では、金額に拘わらず、わずか1万3000円のみ。

訴えできるのは、僅か1単位株しかなくても6ヶ月株主ならできます。

しかし、株主勝訴でも、お金が入るのは、個人ではなく、会社に賠償金が入ります。

ただ、弁護士費用は、勝訴の場合、会社が払う事になっています。個人は負担する必要はありません。今回の13兆の判決で、現実に、将来、どれだけ会社に入ることになるか分かりませんが、入ってきた金額を前提に計算されるでしょうが、数パーセントは、弁護士報酬になるでしょう。もし、1兆円だと2%で200億円ですか…笑 

他方、訴えられた役員さんは、会社のお金を使って弁護士を雇えるというのかというとそういう訳にはいきません。自腹での対応しなくてはなりません。もっとも、勝訴の場合(取下を含む)、後で、会社側がそのかかった費用を払うことはできます。正当な業務に対し、不当訴訟がなされたという業務性がみとめられるからです。

こうしてみると、会社は、株主が勝てば、株主側の弁護士に、役員が勝てば、役員の弁護士に、いずれにしろ、弁護士に相当な金額を支払う必要があることになりますね。

今、中小企業の株主代表訴訟増えている様です。中小企業の社長さんなど、会社のお金を私的流用している事多いし、ワンマンで無茶苦茶な決断していることも多い。

そんなケースは、訴訟もそんなに長くならないと思います。早い段階での和解も見込めるでしょう。弁護士としては、依頼者からお金をもらわずに、多額の報酬を見込めるので、おいしい案件も多くあるでしょう。同族会社でも一人反乱株主がいればいいわけですので、訴訟のハードルは低い。

この点、保険会社もめざとく、実際、株主代表訴訟対応の保険が売り出されている様です。

株主代表訴訟制度は、会社役員の会社私物化を防ぐというプラスの側面がありますが、マイナスの側面があることに注意が必要です。弁護士のモラルが今ドンドン下がっており、お金になるなら何でもするという人も現れています。そのうち、過払いのCMに代わって、株主代表訴訟のCMが流れる日がくるかもしれません。ますます、弁護士、嫌われ者になりそうです。

外れ馬券は経費か?

お笑いトリオ・インスタントジョンソンのじゃい(50)が、競馬の外れ馬券が経費として認められず、高額の払い戻しに税務署から多額の追徴課税を求められたとして、6月10日付で東京国税不服審判所に不服申し立てをしました。

税金の処理として、当たり馬券による配当が「一時所得」なら外れ馬券費用について経費は認められず、「雑所得」なら認められます。

従来からの当たり馬券の扱いは、「一時所得」で経費の処理はでダメです。馬券は、普通、一枚の中に、外れと当たり混じりますが、当たった分だけの馬券代を差し引いての一時所得なのです。

この点についての最高裁判例があります。原則一時取得だが、問題になった事案は、コンピューターで機械的に購入しているものであり、趣味の範囲を超えて、事業と言えるとして雑所得を認めました。

「趣味の範囲を超えて、事業と言えるか」判断の分かれ目になると思いますが、現実は、微妙です。競馬好きのユーチューバーが趣味とYouTubeの収益という実益を兼ねて、馬券を繰り返し購入した場合は、どうなのでしょうね。

確かに、馬券を大きく勝ち越した場合、経費として外れ馬券購入代も経費として税金安くしてあげてもいいという気がします。そうでないと、今回のじゃいさんの様に、勝ち分の何倍も税金払わされることになり可哀想という気がします。

他方、収支がマイナスの場合、マイナス分を他の収入が有る場合、マイナス計上していいのか?というとそれはちょっとと思います。自分が好きで、馬で負けたのだから、節税の道具に使うな!ってことになるでしょう。(ゴルフの経費性とは、かなり趣を異にします)

そもそも、馬券って、勝っても、もともと、一定の税金引かれて払い戻しがあるのです。税金払った上に、また、払わされる二重課税状態なのです。

また、勝ち分は、税金の対象と言いながら、世の中、申告していない人ばかりなのです。博打で身を滅ぼした人でも、全てが外れということはありませんから、そんな人でも税金の納入義務があります。しかし、そんな人から税金を取ったという話し聞きません。高額配当を受けた人を狙って、税務署が調査し、税金を取っていきます。正直に申告した人にも税金とりますから、正直者が馬鹿を見る世界です。

宝くじの様に最初に高額税金取って、後は税金をかけないというのが合理的な気がします。その方が税収増える筈です。

ただ、そうなると競馬の配当が減る感じがして(トータル負けの可能性が高まる)、今まで、税金を払ってこなかった人からすれば、魅力がなくなり、売り上げが減る可能性は十分あります。 

いずれにしても、現制度は、矛盾だらけです。改正が必要でしょう。

お楽しみくじ3日目(2022.07.06)

世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。
「ばか者!!責任者出てこい!!」

お楽しみくじ3日目

今期、20連敗中のお楽しみくじ、今回は最後の第3弾です。今回は、3枚しか引くことはできません。

いつもの店員さんは、今日は、いませんでした。気合いで3枚を選びました。

一枚…外れ、二枚 当たり!二等 三枚 外れ

今お中元シーズンのお楽しみくじ、完全試合は逃れました。今年のゴールデンウィーク中日の大野投手の完全試合を2アウトから阻止した佐藤選手の気分です。

わずか3枚のチャンスしかなかったのに、当たりが出ました。いつもの店員さんは、疫病神に思えてきました。

しっかし、1等は、本当に入っているのか?長年、このくじ引いて1等一度も無いと言うのはおかしいでしょ。

責任者出てこーい!

お楽しみくじ2日目(2022.07.05)

世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。
「ばか者!!責任者出てこい!!」

お楽しみくじ2日目

今シーズン、2度目のお楽しみくじ挑戦です。前回の店員さんが、満面の笑みで迎えてくれました。

店員さん:「前回は、その日、1等2等がバンバン出ていたというお話をしましたが、今日は、全然違うのです」

私:「はあ、それはどういう事ですか」

店員さん:「それが、今日は、朝から全然出ていないのです。今日は、当たりがいっぱい残っているはずです」

と言ってきた。普通に考えれば、私が常日頃疑っている「当たりが入っていない」事の裏付けになる話だと思うのであるが、人間不思議なものである。そう言われると、当たりがいっぱい入っている気がしてきた。気分良く10枚のくじを引いた。今日は、自分でめくった。一枚、二枚、… その度、店員さんは、横で「えー」という声を上げている。結局、10枚全て外れで、今日も、10箱のティッシュをゲット。

やっぱり、当たりなど入っていない。店員さん、語り上手すぎる。前回は、当たりがバンバン、今日は、当たりが出ていない。私は、店員さんのおもちゃである。

私は、スマホで、店員さんに過去のブログを見せてあげた。

店員さんは、大笑い。「〇オンって ははは…でも、当たるとこんな面白いブログ書けないですね」

確かに、当たらないからネタになっている。しかし、勘違いしてもらっては困る。私は、好きでぼやいているわけでは無い。世の中を正すためにぼやいているのである。

馬鹿もん 責任者でてこーい!

お楽しみくじ1日目(2022.07.04)

世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。
「ばか者!!責任者出てこい!!」

お楽しみくじ1日目

やってきました、今年もお中元 〇オン、「お楽しみくじ」のシーズンが…。

〇オンは、お中元、お歳暮シーズンには、5000円買い上げ毎にクジを引かせてくれます。但し、一回10回が限度です。私は、毎年、このクジに怒りを込めて臨んでおり、時間的ロスを覚悟の上、細かく、5万円ごとに購入しています。

先ず、一回目の報告です。

いつものように、面倒な注文を店員さんに謝りつつ、注文しました。半年前のお歳暮の時にいた店員さん(61連敗でストップした時の人)対応してくれました。

どうも、前回のお歳暮のとき、あなたが対応してくれて、61連敗ストップしたことを話しました。

店員さん;「えー 本当ですか(笑)。うふふ、今日も当ててくださいね」

私:「当たりが入っていないことは、段々、私の確信にとなってきています。期待はしていないので、お気遣いは不要です」

店員さん:「そんな事無いですよ。今日は、朝から、1等2等バンバン出てるんですよ。当たりますように」

んー 何か、そう言われると、不思議と当たる感じがしてきた。私のこのクジに対するクレームをブログに載せていることの効果が出てきて、やっと〇オンさんも改心したのかという気持ちになった。早速挑戦してみた。私は、クジを10枚選ぶと店員さんがサッサとめくりだした。本当は、自分でめくりたいのに…。コロナ前のガラガラの方がいい。店員さん、一枚一枚、めくる度に、「あれ?おかしいな」を繰り返している。結局、10枚、全部外れ(3等)。ティッシュ10個を渡される。

店員さん:「おかしいですねー。私に権限有れば、当たりを持って帰ってもらうのですが…」と満面の笑みで言ってくる(どうみても面白がっている)。

誰も、パート従業員の方にそんな権限を期待していません。私は、そんな不正ではなく、単に当たりくじの数を増やすことを要求しているだけです。

私は、まだ、「第2弾があります。スタートはこんなもんです」と笑って、売り場を去りました。悔しい〜

嬉しい雨(2022.07.03)

7月3日日曜日、朝起きると雨が降っていました。嬉しい雨です。なにせ先週は、灼熱地獄の暑さでした。日差しがきつくて、外に出る気も起こりませんでした。茨木も街中は、40度近くあったと思います。今日の雨は、熱く乾いた大地には恵みの雨です。農作物や、ゴルフ場の芝もこれで生き返るでしょう。台風様々です。大きな被害をもたらさない台風であることを祈ります。

久々の大喜利です(2022.07.01)

ながらく大喜利ネタをアップしていませんでしたが、久々にUP致します。

お客様からお中元を頂きました。「ムースショコラ」と書いてあります。私は、
「ショコラ」と聞いてもピンと来ません。まんじゅう、羊羹、せんべい、日本語の御
菓子はパッと分かるのですが、最近の洋菓子のカタカナ名前は、さっぱり分からない
のです。カステラが限界なのです。「ラスク」なるものも、いつも、名前が出てこず
に、「カチコチに固まった食パンにビスコのクリーム挟んだ御菓子」と説明していま
す。

私は、事務員さん達に尋ねました。「ショコラってよう分からん。しょこらへんに
売っているものなの?」

A事務員さんは、「うーん そうですね- どこで売っているのだろう…」と真面
目に考えてくれています。

それを見たB事務員:、「Aさん、ボスは、真剣に、売っている場所を知りたがっ
ているわけではないですよ。ネタ仕込まれていましたよ しょこらへん(そこら
辺)」

B事務員さん:「えー! 全く気付きませんでした」

最近は、僕の小ネタに反応して貰えないことがほとんどだったので、今回は大成功で
す。

ショコラ

頂いたショコラは皆で仲良く分けました。

茨木太陽は、今日も平和です。