連休中何気なくテレビを観たら、フジテレビのバイキングという番組で、清原弁護士の婚活企画が放映されていました。同業とはいえ、人の婚活活動を批評するのも野暮なは話ですが、興味深く見入ってしまいました。
結婚相談所から紹介されたのは、24才と29才の女性。結婚相談所は、清原弁護士は、51才ですが、20才台の頃を最後に恋愛をしてこなかったとの事で、恋愛経験を多くしてきた手練れの30才台や40才台女性に太刀打ちできないとの見解から20代とのお見合いにしたとのこと(ホントかな?番組盛り上げる為では…)。29才とのお見合いは、ごめんなさいで終わり。24才は続行の様です。
現在、婚活サイトや、婚活会社は、雨後の竹の子の如く乱立しています。以前、婚活トラブルの事件をしたことがあるのですが、その時、婚活会社の事について勉強した事があります。YouTubeでも婚活相談員が沢山UPされています。婚活相談員の話がなかなか面白く、また、人間の本性をついたお話が多いので、私は、ちょっとした、時間つぶしのとき、YouTube見たりします。
恋愛結婚は、恋人を探して、恋を育み結婚に至りますが、お見合い結婚(結婚相談所の結婚)では、結婚後、恋に発展しそうな人を「条件」で探し、結婚するそうです。お見合い結婚は、この「条件」が大きなポイント。女性は、結婚後の安定を求めて、年収にポイントに置き、男性は、年を取っても子供への願望があり、女性の年齢にポイントを置くそうです。
その意味で、清原弁護士の高学歴、高収入は、大きなポイントです。しかしながら、年齢27才差というのは、大きな壁だと思います。いくら、ウエイトトレーニングにより筋肉隆々で、若々しくても、自分の親と同じくらいの人との交際に二の足を踏むことが当然予想されます。24才女性は、婚活市場では、若くしてデビューの部類に入りますから、これからも色々な申し込みがあるでしょう。「私には、もっと良い出会いがあるはずだ!」という思いが出て当然だと思います。有名婚活プランナーらしい婚活会社代表者は、確率8割で、マッチング成功するという話でしたが(ただ、「先生が頑張れば」という条件付き)、私は、普通に考えて、マッチングは難しいのではないのかな?と思います。テレビ的にも、「残念ダメだった〜 先生、押しが足りませんよ〜」の方が受ける事を狙っているように思います。
因みに、私は、お見合い結婚肯定派です。弁護士の仕事をしていると「結婚してみると、考えていた人と全然違った〜」と離婚に発展するケースがしばしば見られます。恋愛結婚は、マイナス面がとても気になります。他方、お見合い結婚は、両者、元から違って当然、そこからスタートして、相手のプラス面、お互いの共通点を探し、じっくり、関係を深めていきます。案外、お見合い結婚の方が離婚に至るケースが少ないように感じるのは、私だけでしょうか。
この手のお話、いろいろなたとえ話在りますね。熱い鉄鉄同士を接合すると冷えたとき隙間が大きい。冷えた鉄を、条件でくっつけた場合、最初はピタッとこなくても、熱くなると強固な接合となるとかね。
私、恋愛を語れる身分ではありませんが、この度の清原弁護士の婚活企画楽しませて頂きました。清原弁護士ありがとうございます。