戦後の北海道開拓団(2023.01.29)

寒い日が続きます。今朝、北海道に道東を旅行中の友人からLINEで写真が届きました。道東は、とても良い天気の様です。

昨日、見た戦後の北海道開拓団の苦労のテレビ番組を思い出しました。

北海道は、戦前から、開拓が進み(多くは、貧しい地域による集団移住)、大正の頃には、湿原や山岳部以外の地域は既に開拓し尽くされていました。

戦中、焼け野原になった都会の食糧難から、国は、いくつもの北海道の開拓団を作り、北海道に移住させました。そして、筆舌を尽くしがたい苦労をされたのが、満蒙開拓団からの開拓団です。

戦前、国の政策の下、日本の貧しい農村から満州への開拓団が結成され、戦後の混乱期に、開拓団の多くの人の命が奪われました。テレビで紹介されていた開拓団は、800余人の開拓団中、帰国できたのは、300人弱の人数でした。着の身着のままで日本で帰ってきても自分たちの居場所はありません。満蒙開拓団帰還者は、北海道や下北半島の開拓ができないと放置されてきた地の開拓に臨まざる得なかったのです。

大昔の話ではありません。私が子供の頃のお話です。開拓団一世の方は、水道も電気も無い、まるで、江戸時代に戻ったかのような環境の中、極寒の北海道荒れ地を開拓されたそうです。「満州で死んでいった仲間、子供達の分までも生きるのだ」という開拓団精神には、テレビを見ていて、涙がでました。

酪農の北海道と言われますが、酪農は、戦後日本人が牛乳を飲むようになってからの産業です。開拓団の方々、どうしても農作物が取れない地域に、活路を求めたのが酪農だったのです。

今後、コロナが収まり、北海道旅行もされる方増えるでしょう。是非、そういった目を以て、北海道を楽しんで頂きたいと思います。

スペイン法改正 同意なき性行為は強姦(2023.01.21)

昨日、テレビの特集で、スペインが昨年、強姦罪について、同意無き性行為を犯罪とすると法改正したことを報じていました。

これは、理にかなった改正だと思います。

日本もそうですが、強姦罪成立の為には、「暴行、脅迫によって」という行動面から犯罪が規定されているため、女性が恐怖で固まって抵抗できないような場合、「暴行性」「強迫性」の立証が極めて、困難だっため、立件を見送られたり、無罪判決が出たりしていました。

女性が、抵抗したら殺されるかもしれないとの恐怖に駆られるのは当然の事だと思います。抵抗しなかったから、合意があったと推定するのでは、女性は、命の危険を冒して、抵抗しなければなりません。そんな馬鹿な話は無いと思います。

日本でも、法制審議会の議論とはなっているようですが、なかなか、話が進みません。

確かに、「同意の有無」となると極めて内心的なことなので、後日、「同意はなかった」と女性から訴えられた場合、極めて、男性に不利になります。美人局みたいなそういう犯罪に利用される恐れもあります。

しかしながら、この同意は、時、場所、状況等の間接事実の積み上げで、認定されるものであり、濫用の危険はそんなに大きくないと思います。むしろ、「行為」縛られた解釈の方が弊害が大きかったといえるでしょう。

日本も速やかな改正が望まれます。どうして、国会議員は、こんな重要な点を議論の後回しにするのでしょう。女性議員さん、頑張れ!

ふるさと納税で包丁(2023.01.15)

私は、実は、包丁を使うのが上手です。リンゴなど包丁で皮をまるごと薄皮でくるくるっと一瞬のうちに剥くことができます。

ヤフーサイトを見ていると、広告欄にふるさと納税の包丁が出てきました。なかなかかっこよい包丁です。見ると、「大変人気で、納入まで1〜6ヶ月かかります」とあります。3万円の寄付のお礼品となっています。包丁の柄は、鎚目(鎚で叩いた跡)で、世界に同じ柄は無いと書いています。確かに、かっこいい。早速、ふるさと納税しました。今からだとゴールデンウィークくらいの発送かなと思っていましたが、なんと、3日で届きました。早! でも、なかなか重厚感あり、かっこいい包丁です。まだ、使っていませんが、まめに、包丁研ぎをして、切れ味を楽しみたいと思います。

舞い上がれ!永作博美さんの号泣演技すごい!

新年開始週のラストは、びっくりする内容でした。お父さんの急死。お母さん(永作博美)号泣。単に泣き崩れるのではなく、微妙な表情の変化の中での大粒の涙。

お父さんの死を告げる医師役の下手な台詞回しの後の迫真の演技でした。元アイドル、当初は、台詞下手と言われた彼女も長い芸歴の中で、ここまで力を付けているとは…。

敬服しました。