黒豆パンの自動販売機(2023.02.20)

後遺障害の段取りをつけるべく,西宮の病院への依頼者との病院同行しました。その帰り道,黒豆パンの自動販売機を見つけました。

普通の住宅街の中にあります。一斤900円と結構な値段です。半冷凍状態で購入後4時間が食べごろと記載されています。

丹波に本店があり初の他地域への出店が自動販売機です。

試しに購入してみました。4時間後試食。甘味の強くない黒豆がぎっしりのパンでした。豆食っている感じします。ヘルシーな雰囲気たっぷり。

自動販売機の黒豆パン

このパンについては,好みは分かれると思いますが一度は試していただきたいと思います。
(肝心の自動販売機の店舗写真撮るの忘れた すいません)

てーへんだおじさん(2023.02.08)

当事務所によく相談に来られる方に,ウチの事務所で「てーへんだおじさん」と呼ぶ方がいます。年に2回ほど,いつも「たいへんなことになった~」と死にそうな声で電話がかかってきます。予約時に相談内容を事務員さんに言いません。会って話したいと事務員さんに必死にうったえかけて,予約を無理やりとっちゃうのです。

相談内容は大抵の場合,心配するような事でもなく,私の答えは,いつも「弁護士要らない。放っておきなさい」 とても心配症で,ちょっと面倒な人です。でも,私よりずっと年上の方なのですが,それなりに愛嬌があって,私も会話を楽しんでいるところがあります。仕事も立派に現役でされていますし,元来頭の良い方なのですが,話がなにせ大きいのです。1999年ノストラダムス大予言のとき,この人どうしていたのかなと思ったりします。

本日も,現れました(笑) 以下,落語の様なお話がつづきます。水戸黄門に出てくる八兵衛のごとく,スタートは「てーへんだ(大変だ)」で始まります。

「なんや~ あんたかいな」「あんたの話は,いっつも大げさやからなー,ところで前の時の件その後どうなったの?」

「はい,先生の言う通り,放っておいたら,上手く好転していい感じになりそうです」

「でしょ。で,今日は,どんな話?」

「それが,今回は,ホント大変な話なんです。弁護士から5500万円請求されたんです」

「は?あなた,そんなに大きな事件抱えていたの?」

「いえ,前回,先生に相談して,放っておけと言われて,心配になって別の弁護士に相談に行ったんです。そしたら,何か書類に名前書いて…たぶん依頼することになったんです。」

「へー あの件で弁護士受任ねー」

「事態に変化あったら電話するように指示されていたのですが,その後,先生の言われるような流れになって,依頼する必要がないと思って,断りの電話を入れたんです。そしたら,請求書送るって言われて…」「届いたんです5500万円の請求書ファックスが…絶対怒っているんです」

「で,その弁護士さんと話したの?」

「いえ,怖くて話していません」

「ファックスは,持ってきましたか」

「いえ,失くしました」

「は?それって,いつの話?」

「2週間前です」

「それで,今頃相談に来たの?」

「はい,そろそろ,何か行動を起こしてくるんじゃないかと思って…」

「んー その時,相談料払った?」

「いえ,依頼したので,払っていません お金は,断ったので払っていません」

「んー その5500万円というのは,おそらく,5000円の相談料+消費税で,間違って「万」が入ってしまっただけだと思いますよ」

「えー そんなあ,弁護士さんがそんな間違いするなんて,そんなことないでしょう」

「いえ,僕なんて,逆に,10万円のところを間違って,10円って書いちゃうこと よくありますよ」

「そ~~~なんですか!!そんなことあるんですか」

「いや,普通,気付くでしょ。元の請求書にある「万」消すの忘れたんだろうって」

「いやー 凄い,先生は,頭いい。なんでもお見通しなんですねー 凄いですねー」(凄いを繰り返す)

「いや,ワシ,全然えらくない。あんたがアホなだけや」

「あーそうでしたか」

お互い「あっはは」と大笑い。

その後も落語の様なお話が続くのですが,今日は,「時間とらせた罰や,この話ブログに載せるでー」で相談終了しました。