離婚後、養育費の支払いが止まってしまうというのは、よくあるお話です。法律改正で、破産での免責にもならないし、財産調査の利便性を高め、不払いに対しての強制執行の実効性は高まりましたが、やはり、その手続きはコストもかかり、心理的にも大きな負担となります。
先日、養育費の支払いについてうまくいっている方のお話を聞いて、それは大事だなと思ったことがあります。
それは、養育費の支払いについて、毎回、お礼の言葉をかけるというものです。「養育費の支払いありがとう。子供達は、今●●です。」ちょっとしたコミュニケーションは大切です。養育費は、親の当然の義務として、送金しても何の反応もなければ、気持ちは萎えてしまいます。送金側も養育側に対して、「頑張って養育してくれてありがとう」くらいの言葉がかけれるようであれば、理想なのですが、子供を育てることができなかった方は、不本意ながら養育権を失っているので、なかなかそういう言葉は出ません。せめて、送金を受ける方が、お礼のメール、LINEを継続することが大事だと思います。