鶏の抱卵期(2024.03.26)

雌鶏の抱卵期というのは、卵が孵るまでの21日間、巣に籠もって、ずっと卵を抱きかかえたまま、一日を過ごすそうですね。1日1回程度、30分以内で、卵から離れ、食事をし、水を飲み、糞もするそうです。だから、貯めに貯めた巨大糞をするそうです。

どうでもいいお話ですが、この4日間、私もこんな感じでした。控訴審からの受任案件ですが、原審(敗訴)は、本人訴訟で対応されていたので、審理がぐちゃぐちゃになっており、その整理と理論構成に頭を悩ませていました。一月前から、合間の時間に、少しずつ、準備をしていましたが、5日前から書き出して、この4日間は、土日も早朝から夜遅くまで、ずっと、かかりきりで、月曜もずっと、執務室から出てこず、事務員さんから「鶏の抱卵期みたい」と言われたことが、今回のブログのタイトルとなっています。

イメージがしっくりこず、何度も書き直して、昨夜、書き上げました。事務員さんが、細々としたところのチェックしてくれて、本日完成しました。私としては、すごく達成感あります。小説でも書き上げた気分です。

依頼者の方からも「私が言いたかったこと、そういう事です。無茶苦茶ややこしい話、よくもまあ、ここまで整理して頂きました」と感謝の言葉を頂きました。

今回の裁判、多分、勝ちます。頑張ります。

大阪万博と第二次世界大戦 私の近未来予測(2023.03.13)

最近、大阪万博の問題点が数々指摘されて、その問題性に大阪市民、府民、日本国民は、気がつき始めてきています。

誰もが、大阪万博大失敗すると思っているのが、現状ではないでしょうか。少なくとも私の周りには、大阪万博を楽しみにしている人はいません。

中止の声も強く聞かれます。しかし、言い出しっぺの大阪維新の会や政府は、中止や延期はないと言い切っています。橋本氏、松井氏、吉村氏の人相が悪くなってきたと感じるのは私だけでしょうか。

確かに、今止めると今までやっていたことが無駄になるし、多額の賠償金や補償金が発生して、止めた方がお金がかかってしまう。これならやり遂げた方がいいという意見にもっともなところがあります。

しかし、この論理で、第二次世界大戦は始まったのですね。東条英機も含め、誰もがアメリカと戦争して勝てるとは思っていなかった。誰もが戦争を回避したかった。しかし、今まで費やした満州の利権や、その利権を巡っての日中戦争に費やした国民資産(人命や資金)を捨てることはできないとの思いで、誰も満州捨てて戦争回避するべきだと言えず、結局、誰かが決めることもなく、なんとなく戦争まで突き進んでしまった。ほんの僅かな夢のような可能性(早期戦争の終結)を求めて。

捨てるのは、難しいのです。組織では、意思決定は、他人の責任にできます。「周りがそうだから…」、「自分が意見を言っても…」と自分の意思と違うことを許容してしまうのです。

大阪万博は、「3兆円の経済効果がある」との大本営発表(ちょっと前までは、6兆円だったのですが、随分減りましたね)の下、このまま突き進むでしょう。最後は、大失敗の結果になって、次は、犯人捜しになるかどうかは分かりません。マスコミも含めて、臭い物には蓋をして、知らぬふりの可能性は大です。東京オリンピック、数兆円単位の赤字を出しながら、どのマスコミもそれには触れません。せいぜい、汚職ネタで、マスコミが正義の伝道者であるかの振りをするだけです。マスコミは権力者に対しては弱いのです。将来の取材が妨げられることには、知らんぷりを決め込むのです。司法(刑事)が入った時だけ、ちょこっと、塹壕から顔を出すのです。

大阪万博、相当な痛手をもたらして、国民、市民、府民が、焼け野原になった財政に気付いたとき、全く、そして、意味のないカジノや夢洲の駅を目にするとき、大阪市の「海の時空館」や京都の「私のしごと館」の様に、ワイドショーネタにされたあげく、大阪維新とは別の団体が、「無駄を切る!」との御旗を挙げて、政界の勢力図を変えていくでしょう。大阪維新は、旧民主党の様に、誰からも相手にされることなく、解党の道を歩むでしょう。

これは、私の近未来予想です。3年経ったとき、このブログの内容を読み返したいと思います。

極寒のモンゴル訪問記(2024.03.10)

2月の3連休+αを利用して、友人弁護士と極寒冬のモンゴルに行ってきました。その反動で、仕事が忙しく、なかなかブログをアップできませんでした。

ウランバートルは、なんでも世界一、寒い首都とのこと、私が訪問したときは、夜は、-35度、昼間は、-20度でした。

最初、6人ほど、行くこと表明していたのに、周りから「そんな寒いところ行くのはアホちゃう」「インフルエンザ流行っているのに、そんな寒いところ行って、風邪引いたら、年寄りもいるのに困る」等の家族からの反対があり、結局、残ったのは二人でした。ツアーもこの企画、殆どの日が、人数集まらずに「催行中止」となる中、唯一、3連休挟む日程で「催行決定」が出ました。ただ、なんと関西からは、我々二人のみ、成田で関東組と合流、催行ギリギリの合計12人のツアーでした。

モンゴル旅行ー上空から

極寒のモンゴルの感想は、ズバリ、「冬のモンゴルは最高!絶対夏よりいい!」というもの

-35度でも、ホテルは暖房がきいており、Tシャツで過ごせます。昼間の外の-20度も、風が無いと、寒くてたまらないというもではありません。短時間なら手袋無しでも過ごせました。でも濡れタオルを広げてパタパタするとすぐに、コチンコチンに凍り、まるで、ゲゲゲの鬼太郎の「いったんもめん」です。カップヌードルもフーフーすると凍ってしまいます、

ウランバートル市街を離れると、そこは一面の雪原。夏は、草原である雪原をロシア製4輪駆動自動車で走ることは、とてもスリルがあって楽しかった。本来なら川であるところを、犬ソリで走ることの爽快感。ワンちゃんかわいい。日本では、絶対経験できません。シベリア鉄道乗車も楽しかった。

モンゴル旅行-雪原

モンゴル旅行ー移動車両

モンゴル旅行ー犬ぞり

モンゴル旅行-犬と

モンゴル旅行

モンゴル旅行-鉄道

食事もツアーなので羊肉のスープなど、日本人好みとなっており、大満足。

モンゴル旅行ー羊肉のスープ

皆さんも、是非、冬のモンゴル行ってみてください。私は、かなりリフレッシュしました。仕事頑張れそうです。

街の広場で物売りの兄ちゃんから購入した皮に描かれた油絵(1000円程度)も日本に帰った後、ダイソーで売っていた220円の額に、680円の額マットを付けると立派なものになりました。とても2000円の品とは思えません。

モンゴル旅行ー皮に描かれた画(お土産に購入)