青森 恐山の溫泉 訪問(2021.08.17)

オリンピック休暇、青森で北関東在住の弁護士と大阪の弁護士の合宿研究会をしました。ワクチン2回接種済みながら、緊急事態宣言下の大阪脱出申し訳ありません。

ねぶた祭りは、今年中止になっているので、ねぶた記念館をささっとみて、恐山に行きました。恐山というと下北半島にある荒野みたいなところにある小屋で、「イタコ」のお婆さんが霊を呼んでいるイメージが強く持っていましたが、現実は、全く違いました。恐山は、緑溢れる綺麗なところでした。緑溢れる山間の一画、硫黄が噴出する区間があって、その当たりは、草木も生えておらず、私の恐山のイメージどおりの殺風景な風景がありました。九州の雲仙や箱根にも「〇〇地獄」というのがありますが、そんな風景です。夏はともかく、冬は、殺伐とした風景でしょうね。

硫黄写真

硫黄写真

恐山には大きなお寺があります。硫黄の殺風景な風景、お寺の外から見えるので、そこから写真だけとって(なーんだこんなものか、拝観料勿体ない)、帰ることにしました。

観光地は無いかとググってみると恐山温泉というのがあります。所在地は、このお寺と同じ。そんな溫泉どこにあるのかなあ~ 行き止まりの道で、それらしき標識もありません。その時、お寺の拝観受付の人が前を通ったので、「すいません。この辺りに溫泉はありますか」と尋ねました。すると、結構強い口調で「この辺りに温泉施設はありません!」ときっぱり言われました。「でも、ネットで出てくるのですが…」「よく、そういう間違った情報を出しているところがあるんですね。温泉施設はありません!」とまたもやきっぱり言われた。しかし、地図には、「恐山温泉 薬師の湯」というのが出てくる。きっぱり断言なさるお坊さんに再度、しつこく、「恐山溫泉」ではなく、「薬師の湯」と検索ワード変更して質問すると、「ああ、それは、ウチにあります。しかし、温泉施設ではありません。拝観されたあと、ご利用することはできます」との回答であった。 溫泉の入浴施設はあるが、殊更、温泉施設であることを否定してくる。よくわからんが、まっいいかと、拝観料500円支払い、中へ。

山門

山門

すると、あります!正に境内の中に「男湯」とある掘っ立て小屋が…。

風呂小屋

お坊さんに言われたとおり、参拝してから、入浴しました。

お風呂の様子

お風呂の様子

硫黄の匂いたっぷりの素晴らしい溫泉でした。

施設に入るのに、費用は、別途かかりません。お坊さんが、何度も、こちらの意図は分かっている筈なのに、嫌みなくらい「温泉施設ではない」という事を言っていた意味が分かりました。あくまでも、消費税も、入湯税もかからない宗教施設の利用なのです。お参りという宗教行為は必須です。入浴に、参拝は不可欠なのです。

拝観料500円は、あくまでも拝観料です。500円で立派な溫泉入れる~お得だ~と思ってはいけません。

お風呂でさっぱりして、ホテルへ向かった。途中、世界で最北に生息するお猿さん一家が道路沿いでくつろいでいました。夏の恐山のんびりした雰囲気でいいですね。

猿

風景写真

オリンピック閉幕(2021.08.12)

オリンピックあっという間の16日間でした。

いろいろ言われ、開催が危ぶまれたオリンピックでしたが、始まってみると、各国大盛り上がりだったようです。

無観客というのは残念でしたが、オリンピック期間中のコロナ患者増加の状況をみるとやむを得なかったと思います。

毎日がハラハラドキドキ、見てられないと思って、テレビを消したり、また、気になって、付けたり…。

日本は、金メダルいっぱい取れて、私は、十分楽しめました。

オリンピックロスが抜けきれないまま、お盆休みに突入です。お盆には、ワクチン2回接種から2週間となるので、抗体ができていると思います。

お盆明けには、バリバリ仕事モードに突入したいと思います。

フェリーで出張(2021.07.31)

オリンピックの連休、九州からの依頼者さんとの打ち合わせ、読影ドクター訪問一気にしてきました。

今回は、フェリーで自分のバイクを持ち込んで、鹿児島から入り、宮崎、熊本、大分と回り大分からフェリーで神戸に戻ってきました。

この方法だと、費用的にも時間的にも大きく節約する事ができます。勿論、趣味のバイクも楽しめる事ができます。

初のバイクを伴ってのフェリー、無論、コロナの関係で個室を予約しました。数ヶ月前から予約していて良かった。フェリーは、コロナ禍であるのに大部屋も含め満室の状態でした。2000円のバイキングディナー 貧乏人根性まるだし食べ過ぎて、部屋でダウン(帰りのフェリーでは、弁当にしよう)

バイキング

南九州は、自然に溢れ、道路状態も良く、バイク乗りとっては最高でした。宮崎でクライアントの打ち合わせを終えた後、宿泊地は、山に囲まれた小林市にしました。

二日目は、熊本でドクターとの打ち合わせ。夜の打ち合わせでしたので、たっぷり球磨川上流を走るクネクネコースを選びました。凄い谷を走る細い道路を走ります。対向車1時間くらい走ってもありません。ナビをみるとまるで道路が人間の腸の様です。谷は深く、景色は絶景。自然を十分満喫しました。

山の景色

クネクネ道

熊本泊して、大分までは、阿蘇ミルキー道路、やまなみハイウエイと一般道なのに、素晴らしい道路を走ります。大分では、以前一緒にMRIの勉強をした元学生さん(今は、30手前前の立派な医師)とランチした後、夜のフェリー前にクライアントと打ち合わせを終え、夜のフェリー出航まで、大分湾を一望できる銭湯(入浴料500円)で溫泉を楽しみました。

銭湯

コーヒー牛乳

早朝、明石海峡大橋とおるとき、放送が流れます。明石海峡大橋の下から写真パチリ

明石海峡大橋

九州は山が深くて、溫泉だらけ。すごくリラックスできた出張でした。

地方の方のご相談ご依頼歓迎致します。出張は、楽しみの一つです。  

ターミネーター 柔道 タイマゾワ(ROC)選手(2021.07.29)

柔道女子70キロ級の準決勝 新井千鶴選手のマディナ・タイマゾワ(ロシア)選手との試合は、歴史に刻まれる試合となりました。

私は、たまたま、用事があって、家に戻ってテレビを付けたらこの試合が始まったところでした。試合の4分だけ見て、出かけようと思って、テレビを見ていたのですが、これが延長、延長でなかなか終わらない。タイマゾワ選手体がすごく柔らかくて、投げてもクネクネ体をかわして、一本や技有りにならない。寝技でこれで決まると思ったら、軟体動物の様に体をくねらせてスルッと抜け出ている。

関節技を新井選手から受けて、悲鳴を上げつつも、参ったをしない。審判は、この悲鳴を「参った」と勘違いして1本としたが、参ったしてないとの主張にビデオ審理を行い、一本は取消に。タイマゾワ選手の顔は、畳でこすれ、腫れ上がり、既に「お岩さん」状態。みるからにヘロヘロのボロボロ状態である。

映画ターミネーターの如く、これで終わりと思ったら、まだ、終わらない。ボロボロなのに、要所で技をかけ、新井選手をピンチにする。ヘロヘロのタイマゾワ選手に指導が2つ入って、あと一つの指導で新井選手の勝利となるが、私は、この試合は、指導で終わらせてはいけないと思っていた。審判もこの名勝負の空気を読んでか、3つ目の「指導」をなかなか出さない。

結局、16分41秒、新井選手の絞め技「送り襟締め」で、タイマゾワ選手が「落ちて(失神)」試合終了。

私は、ターミネーター1のラストシーンを思い出しました。下半身の無いガイコツ状態のターミネーターが手で這って、主人公を追い詰め、最後、プレス機で頭を潰され、ターミネーターの目のライトがスーと消えるシーンがあります。タイマゾワの失神は、あれだけ手こずらせたターミネーターがスーと戦力を失うシーンと被りました。

タイマゾワ選手、敵ながらあっぱれ!その後、3位決定戦に勝利し、見事銅メダル。良かったですね。タイマゾワ選手、この試合以外にも延長多く、この日、結局 合計40分もの間試合したそうです。お疲れ様でした。

おそらく、この試合で、タイマゾワ選手、日本で超有名な選手となったと思います。今後来日したとき、日本では、大歓迎をうけるでしょう。是非、彼女の講演会やって欲しいな。私が何かの団体の記念行事の幹事だったら、是非、彼女と新井選手を招聘します。

失礼な言い方かもしれませんが、新井選手だけでは、彼女地元以外インパクト弱く、集客見込めないと思います。が、タイマゾワ選手との合同講演となれば、全国どこでも、かなり講演人集まると思います。

茨木には、まだまだ、クワガタ虫がいっぱい(2021.07.21)

先日、現在、茨木に建設中の「安威川ダム」工事関係者とお話する機会がありました。

お話するなかで、工事現場には、クワガタ虫がいっぱいいるというお話を聞きました。

安威川ダム建設地は、確かに山の手ですが、住宅地の隣にあり、山奥というものではありません。カブトムシならともかくクワガタ虫が沢山いることには驚きました。

カラスが朝からクワガタ狙って食べに来て、クワガタの角付きの頭だけがころころあちこちに転がっているそうです。

見栄えがもうひとつのコクワガタの他、クワガタらしい外観を有する角(あご?)の大きなヒラタクワガタもいるそうです。

私が小学生ならば、クワガタ取りに出かけるところです。

クワガタってどうやって採るのでしょう。

いよいよ梅雨明けですが…(2021.07.19)

梅雨が明けて、オリンピックウィークが迫っています。

しかし、猛暑もやってきました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd2e7acdbdaef939c1a43332a703c2153c4072b

北海道で、37度超えたってどういうことなんでしょう。

マラソン、競歩、北海道に移動した意味あるのでしょうか。

昨日の夕立も凄かったですね。日本は、熱帯気候になったのではないでしょうか。

本日は、外に出たくありません。

ハコヅメ やはりおもしろい(2021.07.16)

先日、紹介したした水曜夜ドラ「ハコヅメ」ですが、予想以上の面白さでした。

配役がなんと言ってもいい。主役の永野芽郁さん、天然ボケ、あのふんわり感、最高ですね。準主役の三浦翔平さん戸田恵梨香さんも原作に近い雰囲気出しています。

特に良かったと思う脇役は、交番の上司のムロツヨシさん 副所長役の千原せいじさん 若手刑事役の山田裕貴さん

良いキャラ出しています。

見逃した方は是非、見逃し配信で見てもらって水曜の夜に備えましょう。

考察:徳川が勝って良かった。大阪冬・夏の陣(2021.07.14)

関西では、徳川は人気が無く、太閤秀吉贔屓の人が多いですね。でも、豊臣家が大阪の陣で勝っていて、徳川の勢力が衰える様な状況になっていたら、日本はどうなっていたのでしょう

戦国時代頃(近世)なると、日本と世界の関わりは、対中国大陸のみならず、ヨーロッパの事情も考えずにはいられません。大航海時代、ヨーロッパの覇者スペイン・ポルトガルは、南米のみならず、東南アジアにも植民地を広げていました。(フィリピン)、ポルトガル(マレー半島)。スペインとポルトガルは同一国王が兼務することになり、スペインは、太陽が沈まない国として、世界の覇者となっていました。スペインの植民地政策は、カトリックを先ず、広げ、住民をカトリック教皇の僕(しもべ)とし、その地を支配するというものでした。

ところが、盛者必衰の理。日本では戦国時代末期の1588年新興国イングランドがスペイン無敵艦隊を破り、その頃、スペインから独立したオランダも商業に力を入れて、各国が世界の覇権を争っていました。江戸時代初期、大量の武器を積んだオランダ船が日本に漂流し、当時5大老の筆頭だった家康がオランダと強いパイプを持つことになります。

オランダは、商売での決済手段であった、当時世界有数の銀の産出国日本の銀を目指して、日本に盛んに武器を売り込む。商売敵スペインは、南米の銀を支配していて、新興国オランダは、とにかく銀が欲しかった。また、オランダは、スペインに勝ったくらいであるから優秀な武器を持っていた。

劣勢に立たされたスペインは、日本覇権の手段として豊臣方に肩入れする。物資の補給は勿論、キリシタン大名を豊臣方に味方させて、多くのキリシタン武士、農民を大阪に結集させることも働きかけた。

このように、江戸初期は、日本を舞台にスペインとオランダの覇権争いがなされていたのです。面白いのは、オランダ戦が漂着したとき、カトリック宣教師達は、これは海賊船だ、船員は皆殺しにしなければならないとかなり圧力をかけていた様です。宣教師さん達、神に仕える身なのでしょうが、異教徒(プロテスタント)オランダ人を、彼らは、人とは思っていません。

大阪冬の陣後半、射程距離の長いオランダの最新兵器カルバリン砲が到着し、直接大阪城をぶっ壊しました。淀君がびびり、大阪冬の陣が終わり、その後、夏の�陣で豊臣は滅んだ。その後、禁教令でカトリック勢力が日本から駆除され、スペインは、日本を巡る覇権争いに敗れることになるのである。

私は思います。もし、豊臣方が勝っていたら、豊臣勢力は、カトリック勢力に対抗できたでしょうか。カトリックは、ドンドン日本に広げられ、スペインの目論見とおり、人々は豊臣家ではなく、カトリック法王に従う様になって、フィリピンや南米の様になっていたかもしれません。

世界屈指の強大な武力を有していた戦国時代日本は、ヨーロッパ強国も簡単に手出しできない国です。鎖国・禁教令によって、スペインの宗教による同化政策を免れることができたわけです。

このように考えれば、徳川の世になったからこそ、日本の独立が保たれたとも言えます。 

ps、東南アジアを巡るスペインとオランダの闘いはその後も続きます。オランダは、徳川の許可を得て、戦国が終わって、失業した武士を傭兵とし、東南アジアのスペインの拠点を攻めます。日本傭兵は、戦争のプロ集団です。とてつもなく強い。オランダは、スペインの拠点の多くをぶんどりました(フィリピンも危なかった)。

永野芽郁と能年玲奈との区別がつきません(2021.07.07)

本日 7/7 夜10;00より 「ハコヅメ」という交番勤務の女性警官ドラマが始まります。原作は、愛読書、週間モーニングで好評を得ており、おそらく、このドラマも人気でると思います。

ところで、私、主人公の女子警官役は、今まで、能年玲奈だと思っていたのです。ドラマ干されていて、久々にドラマでるんだなあ~と思っていました。

でも、違うのですね。事務員さんから指摘されました。そこで、似ている似ていないの議論になりました。事務員さん達からは、「全然違う~ おじさん、若い人全部同じに見えるんですなー」と馬鹿にされました。

ネットで調べると外見は、そっくりであるという説が主流(?)でした。詳しく見ると両名ともNHKの主役を務め「あまちゃん」「半分青い」、両名ともカルピスガールとして、CMやポスターに出ています。

ハコヅメの主人公は、ちょっと、ポッとしたかわいげのある新人警官です。私の抱く朝ドラのイメージからすると能年玲奈さんも永野芽郁さんも両名イメージぴったりです。

今回は、永野芽郁さんが演じますが、能年玲奈(のん)さんが演じる「ハコヅメ」も見たい気がします。

くじ引き53連敗継続中

世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。
「ばか者!!責任者出てこい!!」

くじ引き53連敗継続中

皆さん、とても、私事の小さなお話で恐縮ですが、私のぼやきをお聞き下さい。

実は、私、某大手販売店(〇オン)の「お中元、お歳暮、お楽しみくじ」現在53連敗中でございます。

お中元、お歳暮早期申し込みで、5000円金額毎に1回くじを引くことができます。コロナ前は、ガラガラ回すタイプで、何故か私は、このガラガラが好きで、毎回、私自身がお店に出向きお中元、お歳暮を選んで購入し、ガラガラしていました。

ところが、昨年からコロナになり、ガラガラから紙をめくるタイプに変更となりました。ガラガラの取っ手が不特定多数が触るということが理由です。

私は、このめくるタイプのくじは、幼き頃、駄菓子屋の当て物でも苦手としていましたが、それにしても、ホント当たらない。3等(外れ)ばかりです。

3等は、ティッシュ(箱)なのですが、お陰で事務所でティッシュを買うことがありません。今年のお中元で、結局通算50連敗達成。なんだか悔しくて、くじ引き期間最終日、敢えて、お中元発送先1万5000円分増やしての出直し。3回分チャレンジしました。連敗中の私を知るお店の人は、「今日は、1等入っていますよ。今日は2等かなりでましたよ」と言ってくる。

私:「え-そうなの。やはり最終日は、大判振る舞い?ところで、1等って1万円の商品券?」
店員:「1000円の商品券です」 「え?1000円…」

今まで、10年以上、このお店を利用し、ガラガラしてきましたが、一度も1等に巡りあったことはありませんので知りませんでした。たまに、2等の500円券。1等は、めったにでない幻の賞として、てっきり1万円と思い込んでいました。((^_^)

1等がどこに隠されているか予想し、箱の隅を選んで3枚選出。結果。すべて「スカ(3等)」。店員さん「あれー?おかしいですね。なぜなんでしょう」

私はぼやきます。

「なぜでしょう?」って、そりゃ、当たりが入っていないからじゃ、あーりませんか(故チャーリー浜風)。「今日は、1等入っています」って、いつもは入っていないの?

1等ハワイ旅行じゃあるまいし、もうちょっと、1000円の当たりを入れてくれてもいいのではありませんか。〇オンさん。

馬鹿者!責任者出てこい!

次のお歳暮には、もうちょっと奮発してくださいよ。

警察犬、ボランティアは大変(2021.07.02)


ヤフーニュースで、警察犬が行方不明の女性を発見し、表彰された事が記事にされていました。

警察犬は、警察が直接管理しているものとボランティアのものとがあります。今回の出動も、警察犬ボランティア出動を依頼し、発見に至った様です。

警察犬ボランティアには、ものすごいコストがかかります。小さいときから専門の施設に預けて訓練し、その後も、かなり頻繁に施設で訓練があります。

大阪だと三重の方に行くと聞いたことがありますね(他にあるのかも知れませんが…)

往復の交通費、大型犬の食事、訓練代…。子供をお受験させるよりお金がかかります。

得られるのは、名誉のみ。今回の報酬も、表彰状とドッグフードだけでしょうね。

警察犬ボランティアには、頭が下がります。

Amazon プライム(2021.6.29)

時々、私はAmazonで買い物します。知らぬ間にAmazonプライムに加入となっていました(月額500円)。加入したつもりは無かったのですが、「加入ありがとうございます」ってメールが来て「は?」です。これを事務員さんにぼやくと、配送のところチェックするときに、「普通で送付」にチェックしなかったからだと言います。

そんなのあまり見ずに、私は、ホイホイと「次へ」を押していきます。その結果が加入でした。なんか腹が立つので、立て続けに買い物をしました。僅か1000円のバイク用ゴーグルの為に、翌日、配達員さんが事務所まで届けてくれました。正直、別に急ぐ品でも無し、メール便でポストにポイしてくれててもいい品です。4階にある事務所まで届けてくれるこの労力…。ありがたいと言うより、経済的コストどうなっているのか?と思います。不在だったら再配送だったのでしょうか?

消費者からすれば、こんなに便利なら益々Amazonでの購入進みそうです。日本の小売り市場、Amazonに支配されそうですね。日本の小売り市場これでいいのでしょうか。

とりあえず、このプライムの価値を試すべく、音楽配信とか試してみます。

イチケイのカラス 映画化(2021.6.25)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6396817


イチケイのカラスについては、既に、2回ブログでUPさせて頂きました。
私的には、堪えられない内容で、途中で見るのを断念したことをお伝えしました。
でも、このドラマ、世間的には、最終話まで、かなり高視聴率を取り、好評だったようですね。世間的に好評と言うことで映画化するというのは、まあ、自然な流れでしょう。
ただ、私がびっくりしたのは、本日、弁護士会から回ってきた広報によれば、7月に行われる弁護士会の活動としての刑事裁判の講演会(WEB)にイチケイのカラスの原作者とこのドラマの監修をした弁護士が登場するとの事。
どんな意図をもって、監修をしたのかちょっと聞きたい気がします。

最高裁、夫婦別姓認めず

https://news.yahoo.co.jp/articles/8749ab2494f259458436e8187f3a157104aa1e5f

2015年に続いて、今回も最高裁は、夫婦別姓を認めませんでした。

夫婦別姓制度の是非については、国民の皆さんもいろいろ意見あるところでしょう。

戦前の家制度の名残であり合理性がないとか、女性に不利益を強いるとか、それは、女性に限らないので平等だとか、多くの議論ができると思います。

私は、今回の事を司法判断で決するべき事項ではないと強く思いますので、最高裁の判断を支持します。あくまでも、夫婦別姓制度の賛否自体ではなく、国の制度として、司法が口を出すべき事項ではないと思います。司法が積極的に国の政策に口を出すと民主主義に反します。司法は、民主主義で期待できない少数者の人権侵害に限って、司法判断を下すべきと思います。

今回の夫婦別姓の問題は、特定の少数者の問題ではありません。国会で、議論して、決めればいいのです。その様な議論をすっ飛ばして、司法の判断に委ねることは、間違っています。夫婦別姓について、
国会で審理されるような活動をするべきです。裁判官は、神様ではないのです。裁判官を神様にしてしまうと長い歴史を経てやっと手にした民主主義を手放すことになってしまいます。

「韓国徴用工判決」と統治行為論(H30.11.1)

10月30日、韓国の最高裁判所にあたる大法院は、元徴用工の韓国人4人が新日鉄住金(旧新日本製鐵)に損害賠償を求めていた裁判で、同社に計4億ウォン(約4000万円)の支払いを命じる判決を言い渡しました。
 徴用工とは、第二次大戦中に工場などで強制労働されたとする人たちの事です。1965年の日韓請求権協定によって、日本が韓国政府に多額の経済協力金を支払いました。この協定により、「安全かつ最終的に解決された」として、日本の戦後の日韓関係が構築されてきました。韓国は、日本からの経済援助金を個人に振り分けることもできたはずですが、これを国内のインフラ整備に充て、「漢江の奇跡」という経済成長を成し遂げることができました。
 確かに、国家間の合意したからといって、なぜ個人の請求権が失うか?国家の合意に国民が参加していないのであるから、勝手に個人の権利を失わせることはできないという韓国裁判所の判断にも一理あるところです。
 これに対し、国際的な常識から逸脱しているとして、あちこちでいろいろ書かれていますので、その点については、割愛します。私が今回びっくりしたのは、韓国の裁判所がこのような他国を巻き込んだ条約にも関わる高度に政治的な事柄に首を突っ込んで判断をしたことです。
 日本だと、統治行為論を使うなどして、最高裁は判断しないと思います。統治行為論というのは、つまり、国家の行く末に関わるような高度に政治的な事柄については、裁判官が、「私ら、国民から選ばれていないし、単に法律家に過ぎません。間違った判断しても政治的な責任も負いません。そんな私らが国家の行く末に関わるような重大な政治的事項について、判断していいんですか。国が無茶苦茶になってしまうかもしれませんよ。責任追いませんよ。いいんですか?。ダメでしょ、だから、判断しません」というものです。
また、最高裁ではありませんが、自衛隊の憲法違反が問われた裁判(長沼ナイキ訴訟という法律家には有名な裁判です)で、高裁が、この統治行為論を使って判断を避けています。
 私は、国の行く末を、法律の専門家に過ぎない職業裁判官に委ねることは、危険だと思いますし、判断を委ねられた裁判官も相当なプレッシャーになるのではないかと思います。また、最高裁判所の裁判官を行政のトップが選ぶ制度の場合、裁判所を隠れ蓑にする独裁者が現れるかも知れません。政治は、1+1=2となるとは限らない世界です。裁判官は、神様ではなく、むしろ、1+1=2の融通の利かない機械だと思いますので、条約に関わるような高度に政治的な事の判断を少数の裁判官に判断させるのは、良くないというのが憲法学的見地からの私の結論です。なんだか、昔の司法試験の問題の様な議論になっちゃいましたが、憲法を身近な今回の事柄をテーマに論じてみました。
(黒田)

宮本ガンバ4連勝!!(H30.9.30)

このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今回は、野球小ネタではなく、サッカーのお話・・・。

宮本ガンバ4連勝!!

<明治安田生命J1:G大阪1-0広島>◇第28節◇29日◇吹田S
宮本監督の采配が当たり、首位サンフレッチェ広島を破り、3年半ぶり4連勝を飾りました。長らくJ2降格位置(16位)の順位にいましたが、これで、一気に13位まで上がりました。以前、ガンバ宮本監督就任時、宮本監督かなり期待できることをUPしましたが、その通りになってきましたね。限られた戦力で知恵を絞り頑張っていると思います。
 次のセレッソとの大阪ダービーが楽しみです。

タイガース秋風羽織(H30.9.30)

このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。さて今回は・・・。

タイガース秋風羽織

朝ドラ終わりましたね。毎回見ていましたが、正直、タイガースと同様後半失速した感があります。中盤の豊川悦司さん扮する秋風羽織・東京編が一番面白かった。
 タイガースは、秋風と共に、どういうわけか失速してしまうことが多いのですが、今年も同様です。CS進出ちょっと厳しい感じですね。24号台風でとうとう試合予備日全て使い果たしました。台風25号もやってきそうな雰囲気ですので、ダブルヘッダー避けられないのではないでしょうか。
 暗い話はそれくらいにしましょう。

HP講習会に行ってきました(H30.9.28)

 金曜日、弁護士ドットコムさん主催のホームページ講習会に参加しました。
講師は、某法律事務所の「広報・マーケティング部」の職員さん。法律事務所にこんな部があるんだ!との驚き、最近のHP事情を勉強させていただこうと参加いたしました。
 参加者の弁護士は、40人程。ほとんどが若手の弁護士で、ちょっと、私は、年齢的に浮いた感じになりましたが、若手弁護士のHPによる集客の意欲をすごく感じました。
 講義内容は、当然、弁護士ドットコムさんのホームページ作成業務の寄与すべく、WEBマーケティングの効能や、WEBサイト制作論、SEO対策、リスティング広告等、幅広いものでした。
「写真は、こう撮ればいい」、「○○については、強調して、記載することを心がけて…」ホームページのサンプルも示され、具体的な内容にも及ぶ実践的な講義でした。
 ただ、盛んに「マーケティング」という言葉が出てきます。マーケティングというと「何が売れるか」「利益が出る商品をどう売るか」というメーカーや小売業の世界の様です。我が業界にも、この「マーケティング」思考の必要であることを説かれます。
 講師の事務所では、交通事故を専門と謳いながら、物損事故は、受付の段階で、定型的に「取り扱っていない」と断ったりするそうです。以前、「ぼやきコーナー」で、相手タクシー共済、受任お断りの事務所をぼやかせていただきました(詳しくは「某法律事務所 タクシー共済相手お断り」をご参照ください)が、これもマーケティングなのですね。
 コストの話も出ましたが、HP制作費、ン百万というのにも驚きました。SE対策にしろ、リスティング広告ワンクリック5000円というのもあること驚きです。
 要は、コストをかけても、HPで、沢山の問い合わせを集め、かけたコストに見合う効率的な選別システムで対応するというもの。網の目の大きさで調整するトロール漁業の様ですね。
 私は、マーケティング理論自体を否定するものではありません。でも、このシステム長い目で見れば、うまく機能せず、破綻すると私は考えます。ファミリーレストランや居酒屋チェーンが一時、飲食業界を席巻しましたが、今は、どちらかというと小さな個性的なお店が人気です。消費者は、もっと賢いのです。我々の仕事は、大量生産に向かない職種なのです。トラブルを扱うビジネスですから、かなり神経を使う仕事なのです。
 私は、理論に振り回されることなく、自分が楽しいと思うことを続けるスタイルを貫きたいと思います。
 これは、私の師匠の教えです。
『無理して自分を作る必要はない。自然にしていても、君と波長の合う人が自然に集まってくるものですよ』
 我々の仕事には、模範解答というものがありません。各弁護士、考え方、やり方も異なり、無論、結果も異なります。よく「いい弁護士を紹介して下さい」と言われますが、私は、「あなたと波長が合う弁護士があなたにとっていい弁護士です。いろいろ質問してみなさい」と答えています。
 実は、当事務所のHP歴史は、結構長いのですが、これは、元々、とある情報処理の大学教授の依頼により、ゼミ生の卒業課題として学生にHP作っていただいたことがスタートです。その後、少しずつ、手を加えて来ました。当事務所のHP、正直、最近ちょっと派手だなあ~という感じがしています。これは、「ぼやき漫談」でぼやいているとおり、私は、宣伝系法律事務所、司法書士事務所の仕事ぶりには、大きく反感を覚えており、せめて、地元の人には、正しい情報を発信していきたいということから、書き加えた結果、このような派手目の落ち着きのないHPになってしまいました。
 ごちゃごちゃとして下町的雰囲気です(昔の香港九龍城)。事務員さんからは、もっと、オシャレなHPにしたらと言われますが、このスタイルが私の自然体なのです。変えるつもりはありません。自分が楽しみ、訪れた人に興味を持って頂けるHPにしたいと思います。(時代遅れの男になりたい・・・。By川島英吾)

(文責:黒田悦男)

弁護士が葉書を使うとき(H30.9.26)

今月号の弁護士会の会報に、ある弁護士の懲戒(戒告)が公告されています。
不倫の慰謝料請求されている女性から委任を受けた弁護士が、慰謝料を請求している相手に対して、葉書で反論した案件です。葉書という第三者が目に触れる可能性がある方法を使った事が懲戒理由です。葉書に書かれている内容がかなり生々しいものだったことが推測されます(プライバシーや名誉を毀損する内容とある)。
 何故、わざわざ葉書という手段を使ったのか不明です。葉書印刷は面倒、手書きならば、尚更です。葉書という手段を使ったとは、何らかの意図をもってのことでしょう。しかし、例え、同居者はおらず、目にするのは、守秘義務のある郵便局員のみだとしても、やはり、葉書というのは、やはりまずい。若い弁護士さんの様ですが、依頼者に傾倒するあまり、熱くなりすぎたのでしょうね。
 実は、私も葉書を使うことはあります。主に、示談交渉の途中で、加害者と保険会社連絡取れなくなってしまう場合です。保険会社と加害者が連絡取れなくなることは、実は、よくあるのです。世の中、知らない電話に出ない。郵便物見ないという人結構いるのです。保険会社相手に裁判するという方法もあるのですが、それは最終手段です。私は、大阪、京都あたりですと、家まで行って、確認することをします(不在なら、名刺をドアに差し入れる)。遠方の人には、葉書に「交通事故の件で、保険会社連絡つかなくなって困っています」と敢えて、家人の目に触れるように送ったりもします。多重債務者である加害者が夜逃げをしてしまっていたところ、母親が葉書を発見し、加害者に連絡を入れてくれて、結果、加害者から保険会社に連絡が入り無事示談が成立したというケースがありました。
 葉書を出すにしろ、名刺を挟むにしろ、家人が見つけてくれることを期待しているところがあります。このように家人の目に触れることを前提としていますので、葉書は、その内容、使い時は、慎重に検討しなければなりません。
 不倫とか「性」に関わる事案で、葉書を使うのは、誰かに見られる可能性がある故、相手方に対する脅しや嫌がらせの側面を有します。そんな気が無かったでは済みません。弁護士は、品位を以て交渉しないといけないのです。

らーめんの原価(H30.9.20)

ラーメン
前回、古潭らーめんVIP達成のブログをアップしましたが、読者は、皆思っているはず。「正に経営陣の思う壺」と…。
確かに、今回の古潭らーめんさんの企画は、素晴らしいマーケティング感覚に基づくものだと思います。(古潭さんには、一杯食わされたと言うべきか…笑)今日は、ラーメン業界について語りたいと思います。

 私は、以前、ラーメン屋さん関連の案件に携わった事があります。その時、業界の事情を知って、驚いた事の一つにラーメン一杯の原価(人件費、施設費等を除いた食材の原価)があります。鶏ガラ、豚骨等を店でコトコト煮て、秘伝のスープを作成していると思っていました。実際は、工場でスープが作成されている事が多いのです。特に何店舗も有しているお店は、工場でスープ作成された後、お店に運ばれると考えた方がいいでしょう。もともと、屋台で大将が一人で始めたラーメン屋さんも有名になれば、工場でスープも麺も生産されます。そして、その面白いところは、複数の店、ブランドを扱う工場があるという所です。店が工場を持つのでは無く、工場がいわばOEM生産しているのです。麺も店に合わせて、細麺、ちぢれ麺…と同じ工場が生産します。
 ラーメンは、味が命です。お客は、自分の好みの味のお店に足を運ぶのであり、店で味が変わっては困るのです。同じ味をいつの季節でも、どの店でも供給することが求められます。お店で、コトコト一晩煮込むという事では、同じ味を作ることはできません。工場で、大量生産することで、コストを大きく引き下げる事ができます。工場では、味の達人が存在し、どんな味でも作ってしまうそうです。某屋台発祥の有名店のオーナー、「科学調味料使って、ウチの味出せるわけ無い!」と豪語していたのに、味の名人に自分の味を出されて、「おみそれしました」とのこと。私は、ラーメンの材料原価は、有名店でも、おそらく、20%以下では無いかと思っています。600円のラーメンなら材料費120円もしないと思っています。無論、高額な材料をトッピングに使えば別ですが…。
 経営を左右するのは、やはり、固定費です。店の賃料、人件費がバカにならない。しかし、ラーメン屋さんは、レストランと異なり、一席にお客が滞在する時間がとても短い。回転率がとても良いのです。カウンター7席のみの店でも十分利益を出せるのです。一人500円でも一日30人で一席15000円(500×30)、一月、一席45万円。実際は、ビールも餃子も頼むので、一人の客単価はもっと上がります。固定費が安く済ませることができれば、とても儲かる商売なのです。行列のできるラーメン屋さんが複数店舗化しようとする気持ち分かります。
 というわけで、今回私の獲得したVIP特典、飲食半額というでも、材料仕入れ原価を大きく下回ります。固定費は、売り上げにかかわらず、あまり変わりません。VIPの来店回数が増えるだけ利益が出るのです。安売りをあまりするとブランド力が下がり、全体の売り上げ自体が減る事になりますが、一年限定企画ですので、VIPメンバーそんなに多く出ません。そして、VIP期間も半年だけ。人間毎日ラーメン食べない。価格ブランド力は下がりません。
 私は、この半年限定VIPというところ、なかなか消費者のツボを突いていると思います。せっかく獲得したVIP…半年しかないと思うと、やはり、お店に行く回数増えちゃうでしょ。
 この企画、毎日、スタンプではなく、5の倍数日企画というのもなかなかです。ラーメン食するインターバル5日毎というのがなんとも言えない。普通、ラーメンは、月に1度や2度というのが多いと思います。それが、つい、50個のスタンプ求めて、5日や10日毎にお店に行ってしまう。

 地元茨木は、どういう訳かラーメン店が増えてきました。立命館大学ができて、若者が増えたこともあるかもしれませんが、各店、経営者も比較的若く(頑固おやじではない)、かなり工夫しています。うどんや、蕎麦と違い、ラーメン屋さんは、各店強い個性を持っています。いつか、地元ラーメン屋食べ歩き企画をしてみようかと思っています。

古潭ラーメン VIPカード(H30.9.17)

古潭vipカード
大阪ラーメンの老舗「古潭らーめん」が創業50周年を記念して スタンプ50個集めるとVIPカードがもらえ、半年間半額になるという企画をしています。スタンプは、毎月5の倍数日のみ押してもらえます。当事務所前の阪急茨木市駅ビル内に「古潭らーめん」さんがあり、私は、古潭らーめんさんのあっさり味がとても好きなので、スタンプ集めを始めました。期限は、今年の12月末日です。当初は、「50個のスタンプなんて無理無理」と思っていましたが、50個の空欄が少しずつ埋まってくると、全て埋めたいという衝動に駆られます。10個ほど集まった頃、事件が起きました。財布を落としてしまって、財布は出てきませんでした。スタンプカードも失って、心も沈みます。しかし、人間の体は大したものです。「あー。良かった。これで、スタンプ集める強迫から逃れられる」と、財布を落としたことを正当化する精神自己防衛免疫機能(?)が発動しました。しばらくは、店員さんからチャレンジカードを勧めれても、断っていたのですが、ある日、つい、新カードをもらってしまったのです。巣を潰されても修理を繰り返す「働き蟻」の如く、ウズウズとスタンプ集めの衝動がわき上がってきます。月に2回程度しか食べないのに無理と思っていたのですが、毎月最初の5の付く日は、スタンプ3倍というボーナスポイントがあることを知りました。期限まで8か月… 3×8回=24回、ウーン厳しい。ボーナスポイント日に一日2回行けば…3×2×8=48。これなら集められなくはない。再チャレンジ開始です。しかし、ボーナスポイント日を、つい、忘れてしまうのです。また、遠方への出張も入ってきたりして、計画は大きく狂いました。特に12月は、忙しいので、ボーナス日にいけないかも…。そうなれば、12月は、5の倍数日、らーめんばかり食べることになるかも…(必ず達成が前提です。諦めるという選択肢はありません)。計画修正です。グーグルカレンダーにボーナスポイント日前日通知付きで記載しました。それでも、忙しさで行くのを忘れてしまう。とうとう、禁断の技にも手を付けてしまいました。ボーナスポイント日朝昼晩らーめん三昧大作戦(3×3=9ポイントゲット)です。周りには、炭水化物制限ダイエット始めたと宣言していながら…。朝昼夜行くとさすが、店員のおばちゃんから特別な言葉が発せられました「いつもいつも、ありがとうございます」
古潭ポイントカード
計画では、11月達成予定だったのですが、9月に達成しちゃいました。再びポイントカードを紛失するかもしれないという恐怖感が計画達成を早める結果となりました。
620円のしょうゆらーめんが310円、これからは、小腹が空いたとき、ちょこっと食す予定です。

2018年度司法試験結果発表(H30.9.12)

 9月11日16:00 本年度の司法試験結果が発表されました。今年の合格者は、1525人昨年より18人減ということで、制度発足時、合格者3000人目標とされていましたが、昨今の司法業界事情により、合格者1500人程度とすることが、既定路線になったものと思われます。合格者の方おめでとうございます。

 合格発表について、私の思い出話をひとつさせて頂きます。
 どういうわけか、司法試験の発表は、昔から16時なのです。今は、試験の発表は、この1回だけですが、私の頃は、択一試験、論文試験、口述試験と合計3回の発表がありまして、発表当日、16時までの時間が長くて落ち着きませんでした。発表日など、全く、勉強する気にはなりません。何をしても「上の空」。誰かと会う気もしません。切腹を待つ赤穂浪士の志士の気分です。部屋の掃除をしたり、市民プールで、延々泳ぐということをしたりしていました。
 当時は、択一試験や論文試験の試験結果は、FAXの印刷でした。メールも無い時代ですから、各発表会場に16;00少し前に、法務省からFAXが届くのだと思います。ですから、張り出した合格者の文字は、とても小さく、FAX特有の潰れたギザギザ文字でとても読みにくいのです(最終の口述試験発表は、法務省前だけなので、大きな文字)。ホント最初見たとき、「ちっちゃ」と思わずつぶやいてしまいました。
 択一試験については、大阪の場合、関西大の正門前に張り出されていました。小さな掲示板に、人の名前がびっしり書いてあるので、近くに行かないと見えません。
 関西大の場合、掲示板の前に,平たい大きな石がありまして、多くの人が、その石の上に乗って、目を凝らして自分の名前を探します。択一試験は、5人に1人の時代ですので、多くの人がその石の上で、がっくり肩を落とすことになります。受験生は、その石を「残念石」と呼び、何万人の「残念」との心の声が染みこんだ石として、恐れおののき、祟りを恐れて、通るとき、その石をなぜてお祈りしていました。
 残念石は、今でも、改修工事がなされた関大正門前にあります。真正面の1メートル少しの平たい石です。

 論文試験の発表は、京都の検察庁の掲示板。択一試験の結果掲示板は、それなりの大きさだったのですが、論文では、小さな掲示板なのです、。紙に、僅かな人数しか名前がありません。大阪、京都の択一受験場の様子が浮かび上がります。100人の内3人程ですので「あんなにいっぱいいたのに、たった、これだけか…」という感じを受けました。

 実は、多くの場合、掲示板を見る前に自分の結果は、予想が付きます。先に合格を確認した人は、当然、他に誰が合格したかチェックします。合格したように見える知り合い(ニコニコしている)から、目をそらされた場合、「あ、名前無かったんだ」と、ドーンと沈んだ気分で、人混みの隙間から自分の名前の無いことを確認します。合格した知人の名前を発見したときは、同じ苦労を共にした仲間ですので、祝う気持ちと、自分が、取り残された様な妬む気持ちとが複雑に混ざり合った気持で、帰路につきます。暑さも和らぎ、少し、涼しい風が吹く、京都の夕焼けが今でも頭に浮かびます。

 口述試験発表は、東京なので、私は行ったことはありません。予備校や司法試験雑誌の会社に、1時間位すると情報が回り、電話をかけて確認します。「おめでとうございます」という声を今でも覚えています。間違いでは無いかと思い、違う所に,再び電話して確認したことを思い出します。

 司法試験は、私にとって、青春を費やした場で、高校球児の甲子園の様なものでした。合格発表の報道を見て、つい、あの頃に思いを馳せてしまいました。今年合格された方もそれぞれ青春の1ページとして、今日の日は、一生の思い出になると思います。残念ながら不合格だった人、もう、再スタートは始まっています。気分が乗らなくても、先ず、本を開くことを始めて下さい。

台風と車両保険(H30.9.8)

今回の台風はすごかったですね。外を見るといろいろな物が空を舞っていました。
台風の翌日は、かなり台風関連の相談予約が入ります。
一番多いのは、飛来物による損傷。
自然災害の場合は管理責任を追求できるものは少なく、その事故の発生が不可抗力によるものとして法律上の損害賠償責任を負わないことがほとんどです。
またもともと危険状態であったとして不可抗力を争い、その損害賠償請求をするにしてもそれに費やす費用や時間的コストなどを考えると、自身の車両保険を使うのが一番手っ取り早いと思います。

自動車保険の車両保険とは、契約している車そのものの補償です。
車をぶつけたり、盗難や災害などの損害があった場合に契約金額を上限に保険金が支払われる保険で、今回の台風被害についても車両保険で補償されます。
しかしながら車両保険に入っていても補償の対象とならない自然災害があります。それは「地震・噴火・これらによる津波」を指します。
神戸ではフェラーリの販売店が高潮の影響を受けて51台の車が全損となったそうですが、これが地震による津波が原因だった場合、この数十億円の損害について保険が適用外ということになるんですね。そう考えると恐ろしいですね。

ちなみに保険会社も地震による災害をカバーするため東日本大震災以降、地震に関する損害を補償する特約をつくりましたがこの特約は保険金額の上限が50万円ですので、200万円の車両保険をかけていても全額カバーはされません。またその損害が「全損」でないと保険適用外となってしまいますので、この特約をつけるための年間の保険料負担約5千円を考えると、割高な気がしますね。

今年は何かと災害の多い年です。皆さん、車両保険には入っておきましょうね。
ご自身の自動車保険について、一度しっかりと見直しをしてみてください。
(2018.9.8)

司法研修所の同窓会

司法研修所の同窓会

 平成30年8月25日 京都ウエスティンホテルで司法研修所同期の同窓会が開かれました。

 卒業生729人中、450人弱の人が集まりました。実に6割の出席です。当時の教官も50名程度ご参加頂きました。我々旧司法試験組(ロースクールの無い一発勝負世
代)は、定期的に同窓会をするのが慣例です。10年目に熱海、20年目に京都で行います。10年目は、東京の弁護士がホスト役を務め、20年目は、大阪を中心とした関西の弁護士がホスト役を務めます。私は、教官受付係でした。修習の仕組みとかの説明は、またの機会にしますが、我々の時代の修習は、司法修習24か月の内、8ヶ月埼玉
県和光市の司法研修所で一緒に過ごす制度で、かつ、その半分が寮で寝食を共にしていましたので、「同じ釜の飯を食った者同士」連帯感があります。そういう訳で、2時間程の一次会は、あっという間に過ぎました。久々に会った人と話すのに忙しくて、立食形式の食事は、誰も手を付けず、大量破棄。勿体ない。10年目と違い、20年目では、皆、それぞれキャリアを積んでいます。裁判官も部長、検事も部下を多く抱えています。弁護士は、自由業ですので、一人でしている者、500人の弁護士を抱えた共同経営者、自分のライフスタイルに合わせていろいろです。外で会えば、各自の立場からなかなか自由に話せない関係でも、同期会は、対等に楽しく話ができます。

 2次会は、京都の旅館(クラスで異なる旅館)にて、京料理のクラス別懇親会です。だから、私は、1次会は、他のクラスの人と話すようにしていました。2次会の後は、旅館での部屋呑み。本来、部屋で騒ぐこと御法度の老舗旅館も貸し切り状態ですので、事実上の黙認です。夜遅くまで、ワイワイ懇親を深めます。さながら、大学のサークル呑み会です。

 本来、同窓会はこれで終わりなのですが、私は、せっかく遠いところから京都まで来てもらって、京都らしいところにどこも案内しないのは、ホスト役として申し訳ないと思って、クラスの翌日企画を立てました。ずばり、「貴船川床料理」。暑い京都でも貴船は別世界です。しかし、ビールは、汗をかかないと旨くありません。鞍馬山を越えてのミニハイキング。参加者は、教官2名を含む総勢17人。皆、久々の運動で、足ガクガクでしたが、予定どおり、涼しい川床で、おいしいビールを飲めました。貴船の様なところは、全国的に珍しく、皆にとても喜んで頂け、ホスト役としてうれしく思いました。

 次回は、名古屋での25年大会です。その時の再会を誓いお別れしました(皆、高齢になるので、たんだん、同窓会のサイクルが短くなります)。

 因みに、新司法試験組(H18~)が熱海10週年同窓会をしたそうなのですが、旅行社の話では、参加者が少なく、盛り上がりに欠ける様であったそうです。今の制度は、地域毎の修習となっており、全国レベルでの交流がありません。まあ、親しい修習同期いつでも会える環境にあるわけで、敢えて、知らない人との同窓会にお金と時間をかけて集まる気にならないのは、当然です。

 このような伝統は、是非、続いてほしいものですが、時代が許さないとしたら悲しいことです。

落下物案件と慣性の法則

世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろう)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…

落下物案件と慣性の法則

 トラック積載の土石が落下し、後続車両を傷つけたという案件は、当事務所でも数年に一度あります。私の経験からすると、保険会社の態度は、、落下物による後続車の物損事案基本的に否認です。否認の理由の多くは①「慣性の法則」というものです。「慣性の法則」というのは、動いている車から物が離脱した場合、落下物も車と一緒に移動し、後続車に当たらないというものです。慣性の法則で、落下物が一緒に移動しているので、後続車到達の時には、地面に落下物があり、車のボディやフロントガラスに傷を付けることはないという主張です。
 本来、慣性の法則は、真空の状態で成り立つ話です。地球には、空気という物が存在し、空気抵抗があることを保険会社敢えて目をつぶるようです。車からゴミを投げて、ゴミが車と一緒についてきたら、ポイ捨ても減るでしょうが…。
 しかし、裁判所も結構この慣性の法則を理由とした判決下すことが多いのも事実です。だから、保険会社のこのバカな主張による払い渋りは止みません。自衛策としては、やはり、私がいつも申し上げているとおり、ドライブレコーダーが大切だと感じます。
 最近も、この落下物事件終了した案件ありますが、保険会社の落下物案件に対する頑なに拒否する態度は、問題だと思います。被害者が、トラックの荷台に土砂がこぼれ落ちた跡の事故直後の写真を撮っていましたので、幸い全面勝訴で終わりました。でも、わずか被害額30万円の事件です。何度も、裁判所が心証を示し、和解勧告をしたにも拘わらず、必要な抵抗を続け、控訴審を経て、確定という2年を要する裁判となりました。僅か30万円の事件で、加害者運転手も加害を事実上認めている案件で、このような抵抗をしてくることは、事実上の牛歩戦術です。弁護士特約なければ、被害者は、戦おうにも費用倒れになり、事実上泣き寝入りを強いられることになります。弁護士特約あっても、経済的利益30万円の事件では、規定上、弁護士特約からの支払い額は、僅かなものですので、弁護士にとっても赤字事件になりがちです。
 この種の案件、結構、保険会社は、自分で、実験して、その実験結果を証拠として出してきたりします。結構、ばかばかしい実験結果をして、それを堂々と主張してきたりします。この点、大きくぼやかせて頂きます。
●実験① 走るトラックの窓からサッカーボールを落とす実験。「ほら、慣性の法則で、車から落ちたボールは、後ろに跳ぶんではなく、車と同じ方向に転んでいっていますね。後ろの車に当たるわけがない」
 →空気の無い月のお話しでしょうか。一度、高速道路で、高速走行中、トラックの荷台の上で、紋付袴姿で、手足広げて大きく万歳ジャンプする実験は如何でしょうか。慣性の法則では、トラックの荷台にきれいに着地するので安全ですよね。

●実験② 停止しているトラックから大石を落す実験。「ほら、跳ねないでしょ、車のボンネットやフロントガラスに届くわけがない」
 →慣性の法則からすれば、地面に落ちても前に転がっていこうという力が働くのですね。石って、まん丸じゃないのが普通ですね。どうせなら、高速走行しているトラックから、ラグビーボールのような形の石を落としても跳ねませんっていう実験の方が信憑性高まると思うのですが…。 
また、小石が当たる実験に大石をどうして使うのでしょう。高速走行のトラックの後しろは、すごい気流です。バイクや軽自動車吸い込まれたりする位の力ありますので、小石など簡単に巻き上げられたりします。
●実験③ 積載小石の一つを車体に出てぐりぐり押し付ける実験。「ほら、このように石押し付けると、複数の傷近接してつきます。原告の車の傷は、一つ一つちょっと離れています。この石が原告の車に傷を付けた石でないことは明らかです」
 →すいません。頭がついていきません。一つの石を手でグリグリって何ですのん?小石の形状に合わせて複数の傷がつくはずという論理の様ですが、通常、一カ所に圧力がかかるので、傷が生じるわけです。どう考えても、石の形に合わせて複数の傷がつくはずというのは、論理の飛躍ですね。
●実験④ 小石を車の正面から投げつける実験とそっと、小石を車の上に投げ置く実験(ワイパーに小石が残っていたいた案件にて) 「傷がつくようなスピードで当たれば、小石は、弾き飛ばされて、車上に残ることはありません。車上に残るのは、そうっと投げ置いた時だけです」
 →あの~それ自体は、特に否定するつもりはないですが、ワイパーに残る小石が傷をつけた石と決めつけるのはいかがなもんでしょう。ドサッと土石落ちてきた案件ですので、ワイパーに小石挟まって残るっていうことはあり得ると思うのですが…。
  どうせなら鳥居の上に小石投げ置く実験は如何でしょうか。なんか御利益ありそうな気がします。
  皆さん、どうですか。このバカバカしさ。誰かこの実験考えたんでしょ。この③④の実験で、車傷だらけですわ。この車修理してまた使うんでしょうか。「馬鹿者!!責任者出てこい!!」そんな修理するくらいやったら、こっちの車の修理しろ!!

ご相談ください
このぼやきにはついて全国から同様の被害を受けた方から多数ご質問頂いています。
弁護士特約使って委任された方もおられます。是非電話相談(予約制)ご利用下さればと思います。

(2018/8/24 文責:弁護士黒田)

長崎の精霊流し(H30.8.19)

 8月15日、福岡出張のついでに、以前から行きたかった長崎の精霊流しに行ってきました。台風も通過し、蒸し暑くもとてもいい天気でした。
 夕方頃長崎に着いたのですが、まだ、そんなにも人が出ておらず、本当に今日?と思っていると、だんだん爆竹の音が聞こえてくるようになりました。
 そうこうするうち日が暮れてきました。大通りには、遺影や、花や提灯で飾った多くの精霊舟の列ができ、親族一同、道路上で賑やかに爆竹を鳴らしたりや花火を打ち上げたりしながらのゆっくり進みます。
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「精霊流し」といえば、さだまさしの歌を僕は連想するのですが、そのしんみりした曲とは全くイメージが違いました。とにかく、賑やか。爆竹の量が半端ではない。爆竹の束を更に束にして火をつけるので、その音はすごい。眼の前に爆竹の束を放り投げられたりもして、爆竹の破片がバンバン、飛んできます(ホテルに帰って、髪の毛の中に爆竹が刺さっているの気づいてびっくりしました)。
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 私は、精霊流しというのだから、てっきり海に流すものだと思っていました。その精霊船は、大きくて、私は、「これ、どうやって海に流すの?船のバランス悪いよ。これひっくり返るよ。」と心配していました。精霊船のパレード(?)をひととおり見て、海に流す様子を見るべく移動しました。場所がよくわからず、誘導のおまわりさんに聞くと、「実際には、海には流さないのです。終点はあそこです」と言われ、精霊船の列の一番先に行ってみると、なんと、大型重機によって、バンバン解体されていました。後で調べると、明治の頃には、実際に海に流すことは禁じられていて、終点で、お祈りの後、電飾も取り外して、その場で解体されるそうです。ちょっとびっくりしました。
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 しかし、大人も子供も一族集まって、お盆に帰ってきた故人を賑やかに送り出す様子は見ていて、微笑ましく、心がほっこりしました。いい風習だと思います。
 精霊流しパレード(?)は、まだ、続いていましたが、名残惜しくも、夜10時、博多行き最終特急にお酒を買い込み長崎を後にしました。

高校野球人気(H30.8.18)

 このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今回は高校野球についての小ネタです。

高校野球人気

 高校野球100回記念大会行ってきました。実は、高校野球見学、甲子園は、小学生以来です。その時の暑くてたまらなかった辛い思い出がトラウマになっているのか、高校野球観戦はもっぱらテレビでした。
 横浜出身で、元高校球児という当事務所の鳥居弁護士を関西にいる間に、高校野球見せて上げたいと常々思っていたところ、たまたま、都合が悪く行けなくなった方からチケットをいただきましたので、彼を連れて行くことにしました。準々決勝で、朝、8時から大阪桐蔭ー浦和学院の好カード、頑張って早起きして、甲子園に行ったのですが、それでも甲子園駅に着いたのは、8時過ぎ、試合が始まっていました。
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 駅に着いてびっくり、写真のとおり、甲子園から、駅まで長蛇の列があります。「本日の入場券は売り切れました」何度も放送されています。この長蛇の列は、再販売分を求めての列です。
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 再販売分というのは、球場から帰った人の人数分を販売するものです。そうすると、試合の始まったばかりですから、後2時間は誰も帰らないでしょうから、この列が短くなることはありません。そして、第2試合も地元報徳学園出場ですから、帰る人多いようには思えません。この人達は、いつまで並んでいるのだろうと思って、甲子園のスタンドに入りました。
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 開始の8時ちょっとを過ぎただけなのに、甲子園は超満員。内野自由席もいっぱいです。私は、日の当たらない屋根の下の席を必死で探しました。幸い一席を得ることができました。日陰では、その日風もあったので、用意した団扇を仰ぐこともなく、快適に観戦できました。甲子園の屋根下も日が昇るにつれて、日が当たる範囲が増えてきまし。日が当たるようになれば、タオル頭に被り、団扇を仰ぐことになります。もちろん、外野、アルプス席は、何も遮る物もなく、パタパタと団扇が波打つ様子は、チョウチョがヒラヒラと舞うように見えます。
 第2試合が始まる間際に、鳥居君がやってきました。聞けば、相変わらず長い列が駅まで続いているとのこと。この暑い中本当にびっくりです。
 高校野球の入場券は、殆どが当日販売です。朝、3時から並ぶ世界のようです。だから、ダフ屋はいません。
 試合の方は、どれも接戦で(大阪桐蔭の試合も途中まで接戦)、第4試合金足農業のツーランスクイズでの逆転サヨナラ 球場内大感動に包まれました。
 高校野球っていいですね。大行列でも並ぶ価値あります。
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バランスは拇指球(h30,8.17)

 このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今回はランディジョンソンが出演していた「奇跡のレッスン」からの小ネタです。

バランスは拇指球

 昨日、NHKのテレビ番組で、ランディジョンソンが、中学生ピッチャーにピッチングをレッスンする番組を見ました(「奇跡のレッスン」)。
 ランディジョンソンの指導は、なんと、1つだけ。「軸足の拇指球に体重をかけて、静止、そして、最後、踏み出した足の拇指球で立つ」というものですから、レッスンは、とても単純な作業の連続でした。
 しかし、そのレッスン後、すぐに、コントロールに苦しんでいた中学生のコントロールが良くなったのです。
 びっくりでした。

 ランディジョンソンの話によると、メジャーデビュー当時、背が高くて、コントロールを乱すことが多く、成績も上がらなかったところ、思い切って、あのノーランライアンにアドバイスを頼んだそうです。その答えが、軸足拇指球で立ち、その後、踏みだし拇指球で立つというシンプルなアドバイス。試したところ、コントロールも威力もUPし、メジャーで生き残る事ができたというもの。

 拇指球って、聞いてアドバイスもらう程、皆、そんなに皆意識していないものなのか。ちょっと、関本さんに聞いてみました。「軸足で立って、投げ終わったらバランスよくというのを詳しく言った感じですね。できている人は、なんとなくできているから意識はしていないと思います」と野手らしいなんともアバウトな回答。
 安藤ピッチングコーチにも同じ質問してみると、「僕も、あの番組見てました。確かに、軸足母指球を意識している選手は多いと思います。でも、着地を足の拇指球でするのは、大人になってからは難しくて、早い段階で意識していないと無理と思います。僕は、踵から着地していました。でも、その後、しっかり拇指球には、体重乗せてフィニッシュしていました。」とのこと。やはり、拇指球は、意識していた様子。そういえば、タイガーウッズのテレビレッスンでも、母指球の事を言っていたな。だから、裸足でスイングの練習するんだって。 バランスは、拇指球でとるというのが人間の体の仕組みの様ですね。
 全くのド素人の私が失礼ながら言います。「藤波選手!!(同じく細身で背の高い)、拇指球意識してコントロールアップ!!」

 最後に、ランディジョンソンの話で関心したこと。「常に考えていないといけない。考えるのを止めると進歩も止まり、他に追い抜かれる」素晴らしい!

阿波踊り騒動(H30.8.14)

世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろう)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…

阿波踊り騒動

 お盆初日、今年の徳島阿波踊りは、一悶着起きていますね。 

 阿波踊りを巡る市や、徳島新聞と観光協会との三つ巴派遣争いについては、いろいろ報道されていますので、この問題は、割愛させて頂きます。今日は、「総踊り」中止という今回の主催側(市、徳島市)の対応をぼやかせて頂きます。
 毎年の赤字体質を脱するべく総踊りを取りやめ、総踊りの時間帯は、ガラガラの他の演舞場チケットの販売率を上げるという目論見は、経済を全く理解しないお役所体質の考え方と思います。無論、一つの踊り場では、チケット販売数が限られていること(+徳島新聞枠が多く、一般販売枠が限定)から分散化を図りたいという気持ちは分からないでも無いですが、人の行動は、そんな単純ではありません。
 私も、阿波踊りに行ったことがあります。ツアーで行ったので、夕方からしている普通の踊りを数時間見物した経験しかありませんが、その時の感想から言うと、「正直物足りない」というものです。一つ一つのチーム(連)の時間が短く、「ああ、もう終わりか」という感じだったのです。
 私は、リオのカーニバルに行ったことがあるのですが、リオのカーニバルは、直線1キロ近い、専用会場で、1チーム 3000人~4000人が1チーム90分程で、踊り進むのです(一晩6チームで9時間)。8万人の観客も加わって大迫力です。それと比較するのは酷かもしれませんが、数の問題は、大切です。100人、200人と1500人では、雲泥の差です。他には無い圧倒的な迫力があってこそ、観光客を呼べるのです。
 主催者側の発想は、「メインイベントを無くせば、行き場の無い人が前座に集まる」というのに近いと思います。これでは、いずれ阿波踊り観光客総数が、減少していく事は間違いありません。実際、今年のチケット販売は、前年度比9%減とのこと。
 それに、そもそも、祭りは、誰の為のものなのでしょうか。主人公は誰かというと,まさしく、「踊る阿呆」「見る阿呆」なのです、踊り手もいっぱいの人数で踊るからこそ、興奮度も上がるのです。踊り手が楽しめないお祭りって何なのでしょう。踊り手がいて、観客がいてこそ、祭りが成り立つのです。踊り手団体(阿波踊り振興協会)が独自開催に踏み切ったことは、ある意味、当然の成り行きです。

 私は、声を出して言います。「馬鹿者!分散したらチケット沢山売れる!? 国民を馬鹿にするのもいい加減にしなはれ。そんなんやったら、AKB48バラバラであっちこっちでコンサートするわ。」「責任者出てこい!」(ps.市長、今回の事で相当叩かれるでしょうね)

球団提供の食事、今昔

 このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今回は食事についての小ネタです。

球団提供の食事、今昔

 YouTube パラパラ見ていたら、元近鉄バッファローズの金村義明さんと元広島カープの貧乏球団裏ネタ番組に出くわしました。いろいろ面白いところだらけだったのですが、「食事編」が面白かった。
 試合前の食事、近鉄は、うどんとか頼むと、それは、自腹で、後で、給料から天引きされるとのこと。広島は、インスタントラーメン欲しい人は、無人販売野菜の様に、箱に代金を自分で入れて、ラーメンを作ってもらう方式だったとのこと。確かに、この話は、私も以前、野茂さんとお会いした時、聞いたことがあります。ベンチの裏に自動販売機あって自分で買ってたそうです。試合前の投手のピッチャーゴロの練習時、よく、最初にエラーした者が、他の投手の食事代出すというのをしていて、いつも、K投手がエラーをして、いつも払う人は同じだったとの事。ゴルフの「村長さん」ゲームみたいですね。僅かなうどん代でも、自腹を切らなければならないからこそ、成り立つお話です。
 オールスター後楽園であったとき、試合前の食事、ビッフェ形式でいっぱいあったので、さすがオールスターと思っていると、原さんから、「いつもこうだけど…」と言われて、びっくりしたそうです。 今は、球団選手の食事にとても気を遣っています。タイガースは、試合前の食事のみならず、試合後も、栄養バランスを考えた食事が用意されています。試合が終わるのが遅く、独身者食事バランスを崩しやすいことを配慮してのこととの事。関本さんがキャプテンの時、始まった様です。ビジターでもホテルで用意されている様ですが、選手は、外に食べに行く事が多く、あまり利用されていないのではないでしょうか。
 金村さんのお話は、とても面白いですね。そこらの芸人さんよりも話が上手です。皆さんもYouTube面白いネタ出ていますので、是非見てみて下さい。