このコーナーでは、阪神タイガース関本賢太郎選手の契約交渉代理人をつとめている黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今日は、球種に関する小ネタをご紹介致します。

フロントドア バックドア

 今年広島カープに復帰した黒田博樹投手!20億の年俸を捨てて古巣に男気復帰!素晴らしいですね。

 さて…その黒田博樹投手がメジャーで大活躍できた秘策をご紹介しましょう。
 右投手が右打者の身体に当たりそうなコースからストライクゾーンに投げるカットボール、また左打者にも同じく身体に当たりそうなコースからストライクゾーンに投げるツーシームを「フロントドア」と言います。

 一方、右打者の外角ボールゾーンからストライクゾーンへツーシーム、左打者の外角ボールゾーンからストライクゾーンへカットボール、これを「バックドア」と言います。

 つまり打者に一瞬「死球」と思わせる球を「フロントドア」打者に一瞬「ボール」と思わせる球を「バックドア」なのです。

 メジャーの一流の投手でさえ意図的にこれを使い分ける事は難しいと言われています。

 手先の器用な日本人ならではの技と言えるでしょうね。

 8日の広島ーヤクルトオープン戦にタイガース007が偵察した記事がありましたが…黒田投手の「フロントドア」「バックドア」にお手上げとありました。
 この試合…田中将大投手も視察し「フロントドア」「バックドア」を既に取り入れて練習してるみたいですが…。

 皆さん今年のプロ野球…流行りのキーワード「フロントドア」「バックドア」を覚えておいて下さいね~。
 ツーシーム&カットボールなど球種についてはまた今度^_^