このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今日は、ルール改正についての小ネタです。
ルール改正
今年から本塁でのクロスプレーの禁止事項が改定されました。
簡単に言うと…捕手は走路を妨害してはいけないと言う事です。
去年までは捕手はいわいるブロックが可能でした。本塁でのクロスプレーの際に衝突により大怪我や乱闘騒ぎになっていました。
去年5月にヤクルト西田捕手が阪神のマートンにタックルされ乱闘寸前の騒ぎになった。ヤクルトとマートンの間では、一昨年も田中雅捕手が鎖骨骨折の重傷を負わされる遺恨があり不穏な空気が流れていた。
ではルール改正により具体的にどのように野球が変わるのでしょう?
基本的に捕手はブロックはできませんから全て追いタッチになります。
つまり圧倒的に走者が有利になります。
タッチのタイミングが遅れる事により今までは三塁でストップしてた走者が行きやすくなります。
浅いフライのタッチアップやスクイズも走り易くなります。
しかもホームランの判定だけだったビデオ判定も本塁のクロスプレーにも導入されます。
MLBでは、去年からこのルールは適用されてます。