このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今日は選手会会報誌についての小ネタです。
選手会会報誌
日本プロ野球選手会(にほんプロやきゅうせんしゅかい、英語:Japan Professional Baseball Players Association、略称:JPBPA)は、日本野球機構(NPB)に参加するプロ野球球団に所属するプロ野球選手を会員とする日本の団体であり、団体の性格に合わせて労働組合と一般社団法人の2法人が登記されています。
労働組合日本プロ野球選手会 – 選手の待遇改善や地位向上など要求に基づいて団結し、団体交渉を行います。
一般社団法人日本プロ野球選手会 – 野球全体の発展を目的とする社会活動を行います。
実質的にはどちらも同一会員による同一組織で、同一団体が制度上2つの形態を有するものであり、NPB選手の内、日本国籍を有する選手は全員が会員となっています。
因みに外国人選手(助っ人)は選手会に登録はしていませんが、日本で生まれ定住外国人(在日コリアン)選手は登録されています
会員である選手全員に毎年4月の開幕に合わせて一冊会報誌が自宅に送られます。会報誌名は、「快音」というものです。「快音」って、なんかバッター目線の名称にみえますが、ピッチャーにとっても、キャッチャーミットの音とか「快音」はあり、特に、誰も気にしていないようです。
この会報誌には、前年度の慈善活動、福祉施設訪問、野球教室などや選手会の収支報告が記載されているそうです。
現役プロ野球選手だけに送られる会報誌!
もちろん今年もタイガースに入団、退団があります。
勲章とも言える会報誌(^-^)何冊持って退団するのでしょうか?
入団する選手は一冊でも多く貰える様に頑張って欲しいですね~