このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今日は「金属バット 木製バット」についての小ネタです。
金属バット 木製バット
花咲徳栄の優勝で幕を閉じた熱闘甲子園…
大阪桐蔭vs仙台育英の熱戦も素晴らしい試合でした。
U18の高校選抜チームもカナダで頑張っています😊
今回は「金属バットと木製バット」の違いについて少し小ネタを。
金属バットは、スイートスポット、いわゆる芯の部分が広く、木製バッは、金属バットに比べて、スイートスポット=芯の部分が狭いのです。
金属バットは、重心がグリップ寄りにあり、バットの操作がし易く木製バットは、重心がヘッド寄りにあるので、金属バットより操作が難しいことです。
広陵高校の中村選手や早稲田実業の清宮選手が練習で木製バットを使ってる姿が報道されていましたね〜
反復練習で芯で捉えにくい木製バットを使う超高校級スラッガー達
来年のドラフトで阪神タイガースに入団してほしいですね〜
早稲田実業 清宮選手
広陵高校 中村選手
履正社高校 安田選手
ところで、これだけのバット特性が異なるのに果たして高校生(金属バット)からプロ野球(木製バット)に転向して活躍できるのでしょうか??
答えはイエスです!
PL学園~西武の清原選手はいきなり31ホームランを放ち豊田さんのパリーグ高卒ルーキー30本の記録を塗り替えています。
星稜高校~巨人の松井選手も高卒ルーキーセリーグ記録の11ホームランを放っています。
最近では花巻東~日ハムに入団した大谷翔平ですね。
二刀流ながらルーキーイヤーは
打率238 打点20 本塁打3
他にも高卒ルーキーイヤーに活躍した選手は沢山います…
超高校級スラッガーに共通して言える事は…プロ野球に備えて木製バットで練習を重ねています!
芯で捉える技術さえあれば木製バットのハンディはあまり関係ないようです。