このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。
さて今回は・・・。
がんばれ 佐藤蓮!!③
佐藤蓮投手、本日は、ウエスタンリーグソフトバンク戦に登板しました。
結論から申し上げるとかなり残念な結果でした。
今日は、タマスタ筑後球場、雨風強く悪い環境ではありましたが、内容が悪すぎ天候を言い訳にすることはできません。
2回を投げて、安打は、わずか1安打なるも、5四球、2暴投と2失点、53球も投げました。ストレートが全て高めに浮き、ストライクが全く入らず、僕が知る中で一番の悪い出来でした。
さて、こんなとき、どうすればいいのか?僕は、復習を勧めます。今日投げようとした53球どんな球を投げようとしていたのか、シャドウピッチングで、悪い思い出をいいイメージで上書きしておくのです。何事も復習が大切。文系、理系、体育系どれも変わりません。
将棋でも終わった後、プロは感想戦(駒を逆戻ししての反省会みたいなもの)をしていますね。負けて悔しくても感想戦に臨む人が前に進めるのです。悔しくてそのまま席を立ってしまう人には、進歩はないと私は思います。
私が言いたいのは、勉強でもスポーツでも中途半端な復習は、大した効果を生みません。徹底した復習が大事なのです。かって私が経験した司法試験でも、出来の悪かった試験は、本来思い出したくもありません。落ちたときの落胆の記憶が蘇ってくるからです。しかし、もう同じ問題がでないことが分かっていても、分析し、何度も書き直していいイメージまでもっていってから次の事に進んだ人が進歩するのです。急がば回れ。
このことは文系でも体育系でも一緒。筋トレでごまかしてはいけません。脳トレが進歩の為には必要なのです。
頑張れ、佐藤蓮!!