このコーナーでは、阪神タイガース所属選手の契約交渉代理経験が豊富な黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。今回は高校野球についての小ネタです。
高校野球人気
高校野球100回記念大会行ってきました。実は、高校野球見学、甲子園は、小学生以来です。その時の暑くてたまらなかった辛い思い出がトラウマになっているのか、高校野球観戦はもっぱらテレビでした。
横浜出身で、元高校球児という当事務所の鳥居弁護士を関西にいる間に、高校野球見せて上げたいと常々思っていたところ、たまたま、都合が悪く行けなくなった方からチケットをいただきましたので、彼を連れて行くことにしました。準々決勝で、朝、8時から大阪桐蔭ー浦和学院の好カード、頑張って早起きして、甲子園に行ったのですが、それでも甲子園駅に着いたのは、8時過ぎ、試合が始まっていました。
駅に着いてびっくり、写真のとおり、甲子園から、駅まで長蛇の列があります。「本日の入場券は売り切れました」何度も放送されています。この長蛇の列は、再販売分を求めての列です。
再販売分というのは、球場から帰った人の人数分を販売するものです。そうすると、試合の始まったばかりですから、後2時間は誰も帰らないでしょうから、この列が短くなることはありません。そして、第2試合も地元報徳学園出場ですから、帰る人多いようには思えません。この人達は、いつまで並んでいるのだろうと思って、甲子園のスタンドに入りました。
開始の8時ちょっとを過ぎただけなのに、甲子園は超満員。内野自由席もいっぱいです。私は、日の当たらない屋根の下の席を必死で探しました。幸い一席を得ることができました。日陰では、その日風もあったので、用意した団扇を仰ぐこともなく、快適に観戦できました。甲子園の屋根下も日が昇るにつれて、日が当たる範囲が増えてきまし。日が当たるようになれば、タオル頭に被り、団扇を仰ぐことになります。もちろん、外野、アルプス席は、何も遮る物もなく、パタパタと団扇が波打つ様子は、チョウチョがヒラヒラと舞うように見えます。
第2試合が始まる間際に、鳥居君がやってきました。聞けば、相変わらず長い列が駅まで続いているとのこと。この暑い中本当にびっくりです。
高校野球の入場券は、殆どが当日販売です。朝、3時から並ぶ世界のようです。だから、ダフ屋はいません。
試合の方は、どれも接戦で(大阪桐蔭の試合も途中まで接戦)、第4試合金足農業のツーランスクイズでの逆転サヨナラ 球場内大感動に包まれました。
高校野球っていいですね。大行列でも並ぶ価値あります。