このコーナーでは、阪神タイガース関本賢太郎選手、安藤優也選手の契約交渉代理人をつとめている黒田弁護士が、阪神タイガースやプロ野球に関する小ネタをご紹介しています。
今回の「小ネタ」は自主トレメンバーの決め方です。
合同自主トレのメンバーはどうやって決まるの?
自主トレメンバーの班分けは、私は、主に3つの要素から成り立っていると思います。
第1要素は、ポジション。ピッチャーはやはり練習相手にキャッチャーが欲しい。バッターは、ピッチャーと打撃練習したい。練習メニュー上、ポジションの組み合わせは重要な意味を持ちます。もちろん、ピッチャーだけの専門的なトレーニングを目指した自主トレチームもあります。
第2要素は、意外と思うかもしれませんが、トレーナーなんですね。
タイガースには、約10名のエキスパートトレーナーがいますが、もちろん、トレーニング方法やマッサージの相性は、個人の好みであり、そのトレーナーのグループに分かれます。
もちろん、トレーナー代は、参加選手の費用で賄われ、球団からの支払いはありません。
第3要素は、ご存知、どこの会社でもある仲良しチームという側面です。球団関係なく同じ高校、大学、社会人で自主トレチームが作られます。
次回は、タイガースの選手の自主トレ班の状況についてお話しします。