大阪弁護士会館の地下1階にお洒落なレストランがあります(洋食倶楽部 EN)。

このレストラン、このコロナ危機で、経営大変な状況にあります。

元々、このレストランは、新会館建設時、公募によって誘致した経緯があります。とはいっても、オフィス街ですので、なかなか応募がなく、誘致自体かなり苦労したと聞いています。西天満界隈、弁護士事務所ばかりではなく、美術館や骨董品街もあり、ちょっと小洒落た街です。弁護士会館内にありますが、一般の方の利用を目論んでの出店だったと思います。

しかしながら、やはり、弁護士会館内にあることから、私が見た限り、一般の方の利用は少なく、会員頼みの経営になっていたと思います。会員頼みというのは、ランチとかそういうものではなく、弁護士会館内でのミーティングでの出前コーヒー、各種弁護士団体の会合の飲食ケータリング。懇親会でのケータリング。毎日なにがしらの団体による飲食会合ありましたから、この収益は、大きな柱であったと思います。

それが、このコロナで、弁護士会館自体の営業時間も短縮され、各種会合は、全て、キャンセル。オンライン会合に切り替わりました。レストランの収益の大きな柱を失った状況です。

弁護士会館としても、この店が撤退という自体になるとかなり困まります。恐らく、家賃とかいろいろ考慮していることと思います。 

そんな中で、弁護士会の協同組合(弁護士99%加入)も応援企画を行いました。テイクアウト弁当(750円)のチケットを組合員に配りました。

8月末が期限なのですが、弁護士会に行く機会がありません。裁判もオンライン化が進んでいます。茨木からだと結構オンラインで対応してくれます。お昼という時間帯に裁判所にいくことないのです。

弁当の内容に興味あるのですが、わざわざ弁護士会まで行くのは全く時間と交通費が無駄です。時間切れでポイするしかないと思っていました。勤務弁護士が、裁判に出かけるのに、随分早く出かけ�ました。事務に確認すると茨木簡裁ではなく、大阪簡裁とのこと。急いで、駅まで追いかけ、チケットを渡して、ランチに弁当食べて、写真を撮ってくるように頼みました。

事務所に戻ると事務員さん達から「凄い達成感ある顔をしていますねー。普段走らないのに、ハアハア息を切らせて…750円無駄にならずに良かったですね」とからかわれました。

でも、本当に、大満足だったんです。送られくるだろう写真を心待ちにしていました。

ところが…

洋食倶楽部 EN「休業のお知らせ」

がっくりです。レストランの経営が心配です。