朝起きて、ニュースにびっくりしました。なんと、韓国大統領が12・3夜 戒厳令を発令しました。戒厳令は、法治システムの停止を意味します。
数か月前みた映画を思い出しました。「ソウルの春」というチョン・ドファン元大統領の軍事クーデターを扱った映画です。映画の様な国会議事堂での軍隊と民衆の衝突シーン。まさか今の時代にこんな事が起こるとは…。幸い、6時間で戒厳令は解除されましたが、韓国の政治の未熟さを露見させました。
多数派を占める野党の行き過ぎた政治妨害策。それに対して武力で排除しようとする短絡的思考。
激しすぎます。あまりにも民主主義に対する理解が低い。ユン大統領も歴代の大統領と同じ、逮捕、刑務所という道を歩みそうです。
民主主義は、愚衆政治に陥り易い。それを打開する為には、独裁による軌道修正。しかし、独裁は、歯止めが効かず、いつか暴走します。
1人1人の国民が自分だけのことだけを考えるのではなく、他者への配慮も必要と思います。