今朝は、私は、一人朝早く来て、倉庫で、片付け作業をしていた。

すると、携帯が鳴り、事務員から「緊急事態です!! 直ぐに戻ってきてください」と連絡があった。何か重大なトラブルがあったのか、事件の相手方が事務所に来たのか(法律事務所では、しばしばあることです。でも、今そのような事件を受けていない)心配になって、事務所に戻りました。

ドアを開けると、皆、「おー」と歓迎の声をあげています。いったい、どうしたのか聞きました。「先生!カメムシがいるのです。ヒーローの出番です」 見ると、給水ポットの下に、ちょこんと一匹のカメムシが鎮座している。周りに、梱包テープを貼り付けた割りばしが置いてある。どうも、割り箸を使って、カメムシを梱包テープにくっつけて除去しようとしたようである。くっつけた後の処理(カメムシが臭いを撒き散らすかもしれない)が分からず、途中で諦めた様である。私は、手で、梱包テープを掴み、カメムシを貼り付けて、そのまま、梱包テープを折り曲げ、カメムシを密封し、ごみ箱に捨てた。事務員さんたちから、パチパチと拍手を受けた。「やっぱり、頼りになりますー」。まあ、ヒーローと言われるのも悪くない気分だ。

おそらく、彼女たちは、家で、ゴキブリが出たときも、こうやって、ヒーロー(夫)を緊急出動させているのであろう。