以前より、むち打ち症に関するブログを書いてきましたが、そもそもむち打ち症とは何かを書いていませんでしたので、ご説明したいと思います。
ウィキペディアによると、「交通事故・自動車事故による首部やその周辺の打ち身・捻挫・骨折・頭部外傷などをムチウチ症と通称名で呼ぶ事が多く、
「外傷性頚部症候群」「頚部捻挫」として診断名がつけられる事が多い。交通事故・自動車事故のほかに労働災害、スポーツ障害によって起こされる事が多い。」とあります。
「むち打ち症」=ムチ打ち症、鞭打ち症、頸椎捻挫、頸部挫傷、頸椎外傷、頸椎損傷、外傷性頸部症候群、頸部外傷性症候群など本当に呼び名はさまざまで、
医者も適当に名前をつけて、「つまり、むち打ち症です。」ということもあるようです。
むち打ち症の症状は?
では、どのような状態がむち打ち症なのかといいますと、
・レントゲンやCTなどに映らないが、痛みがある。
・事故直後はなんの痛みもなかったが、しばらくして首や肩、背中などに痛みやだるさがでてきた。
・重度の場合ですと、めまいや吐き気がある。
むち打ちは、客観的な画像に現れないことが多いので、まわりからは、どこも悪くないように見受けられるので、つらくて仕事にでることができないのに、しばしば、仮病とか怠け者扱いされることがあります。
そうなると精神的に孤立し、精神疾患に陥る人もいます。
知り合いの整形外科医(名医)の方も実際追突事故になって、むち打ちを経験してみると、1年くらいつらい日々を過ごし、患者のつらい気持ちがわかったと言っておられました。
大抵のむち打ちは、6ヶ月以内に症状は改善します(完全ではなくとも…)。ひどい場合は、神経ブロック注射を検討しましょう。
経験者の話では、かなり痛い注射らしく、つらい治療となりますが、神経が過剰反応している状況ですので、これを鎮めることをしなくてはなりません。
他の原因も考えて・・・
また、私の経験では、むち打ちに苦しむ人は歯の噛み合わせが悪い方がほとんどです。むち打ち症に苦しむ人に対して、私は、相談時、歯のかみ合わせテストを行いますが、多くの場合問題が発見されます。
そんな方には、賠償問題と離れて(歯の治療費は、交通事故と無関係)、歯の治療を勧めるようにしています。
お勧めの歯医者さんは、ズバリ前原歯科診療所(大阪市淀川区塚本 電話 06-6308-3304)。
テンプレート治療を行い、スポーツ界では特に有名で多くのスポーツ選手の治療も行っています。スポーツ選手は、噛み合わせが命です。
賠償金をもらっても体は元にもどりません。体を元に戻す努力はご自身でしなくてはならないのです。