https://news.yahoo.co.jp/articles/f5cd7e4eade6aafe887c7e6216286e699f6eb436

混乱のアフガニスタンから避難された大使館職員やJICA職員、家族の方88人が日本に到着しました。しかし、まだ、200名の方が残ったままのようです。

先日、アフガニスタンから脱出し、難民となったジャーナリストのドキュメンタリー映画を観ました。

アフガニスタンから脱出し、難民となったジャーナリストのドキュメンタリー映画

アフガニスタン脱出は、想像以上に、困難を伴う様です。

丁度、その頃、アフガニスタン最後の脱出の直後でした。上映後、最後の自衛隊機に一人乗った日本人の女性オンラインでの状況説明のお話を聞くことができました。

脱出するにも、パスポートなど持っている人はなく、人々は、身分を証明するため、社員証や賃貸借契約書、中には、領収書を持って、沢山の人が空港に押しかけたそうです。

アフガニスタン人を国外に出さないというタリバンの方針もあって、それをくぐり抜けるのは、簡単ではありません。

今回の脱出劇では、自衛隊機を飛ばす決定が他国に比し、遅かったことが批判されています。法が整備されていないからです。
今回、日本人は、脱出かないましたが、これは、人数少なかったからです。例えば、何千人、何万人の邦人が、国外の混乱に巻き込まれて、脱出できないとき、どうするべきなのでしょうか。海外に残された国民を保護に努めるのは、国の責務だと思います。現地政府が崩壊し、現地で、暴行、略奪、レイプといった国民の生命身体が脅かされているのに、アメリカや他国の救助を期待することは、現実離れしています。
国外に自衛隊を派遣することは、日本国憲法に反すると形式的に主張することは、自分の都合で外国にいる日本人は、見殺しの結果になっても仕方ないという風にしか聞こえません。柔軟な対応を想定し、自衛隊法を改正すべきと考えます。無論、、戦争の発端は、自国民を守るためといって、軍隊を送り込むのが歴史です。上海事変、シベリア出兵…。微妙な線引きが必要です。