10月9日、ミラクルフルーツのお店ができました。
皆さん、ミラクルフルーツってご存じですか?
ドライフルーツにすると大きさは、小粒のピーナッツ位の大きさで、それを1分くらい舐めると果実の部分は、溶け出し、種だけになります。
すると、酸っぱい物が甘く感じるようになります。レモンがまるで甘いミカンの様に感じ、ミカンの様にパクパク房ごと食べることができます。
それを使ってのフルーツ販売のお店です。心斎橋と天神橋5丁目同時オープン。「ALeLe」というお店です。
このミラクルフルーツ、15年ほど前に、私は、フィリピンで出会いました。昔、フィリピン関係の事件を引き受けて何度かマニラに行ったのですが、その時、現地で、ミラクルフルーツを栽培している日本人の方からこのミラクルフルーツを紹介されました。当時、時々、テレビでも取材されていて、その存在は、知っていたのですが、奇しくもオーナーと直接お話を聞くことができました。その時、大阪の代理店にならないか誘われましたが、本業がありますので、丁重にお断りさせて頂きました。この方は、日本の某大手電機メーカーを早期退職された後、日本で、農業関係の仕事をしながら、フィリピンでこの事業を始めたとの事でした。
その人の話はとても面白く、効用が判明していない植物なんて、数え切れない程ある。判明している方が少ない位だ熱く植物の事を語ってくれました。
この方も本業があり、ミラクルフルーツ事業は、趣味的にしていたのですが、現地の労働者の貴重な現金収入源となっているので、なんとか事業を継続したいと言っておられました。
この方は、数年前に亡くなられたのですが、事業を引き継いだお弟子さん達が本腰で取り組みだしたところ、いろいろな効用を有する成分が抽出され、がぜん、注目されることになり、現在、自然食品会社、大手飲料メーカー、大学薬学部などの研究対象となっています。甘い物が食べることできない一型糖尿病の子供達にも好評の様です。
このお店は、このミラクルフルーツのアンテナショップ的な役割を果たしています。是非、皆さん、お試しあれ。
まだ、生産量が少なく、一粒の値段が高いですが、生産体制を整えて、お安く提供できるようになり、多くの人の健康に役立てることになればと思っています。
勿論、私自身は、部外者ですが、個人的には、応援していきたいと思っています。