世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。
「ばか者!!責任者出てこい!!」
ロースクール入試の闇
ロースクールも随分淘汰されました。関西では、京都大、大阪大、神戸大、大阪市立大の国公立の他、私立でも関関同立の4校のみになりました。以前は、法学部がある大学は皆ロースクール作ったので、私立11校ありましたから、随分、定員が減りました。ロースクールが減った分、ロースクール入学への壁は高くなったといえるでしょう。
京都大学のロースクール入試の試験結果を、二人の合格者が、情報開示請求しました。国立は、これができます。返ってきた結果を見ると、片方は、合格上位一桁台、片方は、合格下位の結果です。試験での点数は大きな差はありません。しかし、何が違うか?この二人の僅かな点数の差に、100人近くがひしめいているのであれば、それはそれで納得がいきます。しかし、試験での点数以外に、書類審査点というが、加算されています。その書類審査点、ペーパーテストの半分くらいの配点がなされています。二人の差は、書類審査点に大きな差がありました。この二人の内、上位者は、法学部出身、下位者は、他学部出身です。京都大学、ここ数年、他学部からの合格0でした。他の大学出身者はどれくらいあるのかは公表されていません。私は、この点についてぼやかせて頂きます。
皆さん、この書類審査点、かなりグレーとは思いませんか? 試験申し込みの書類で、点数の差がでるのはおかしいでしょう。出願動機が点数になるのですか?夏休みの宿題の様に、お母ちゃんが代わりに書いた物かも知れませんよ。学部も学校も違えば、学生時代の成績など、比較しようがないでしょう。私は、京都大学の法学生に下駄を履かすための、手段であると疑っています。私立大学ならば、営業の自由がありますので、それもありとも言えますが、国立大学がそのような事をしてもいいのでしょうか。京都大学のロースクールに入ろうと一生懸命勉強してきた他の大学の学生や、京都大学の他の学部生には、公平な機会を与えられていないではと疑われても仕方ないのではないですか。試験は、公平でないといけないと思います。
試験の時、たまたま、実力が出せない場合もあるでしょう。また、たまたま、ヤマが当たり、実力以上の点数になったかもしれません。しかし、それも実力の内です。公平な試験である司法試験の受験資格を与えるロースクールが公平性を欠くような事をしてはいけません。
馬鹿者! 責任者出てこい!