今年の青森は無茶苦茶暑い、朝の九時前でもう既に35度 異常な暑さです。

津軽ツーリング

この暑さの中、あの宇宙人みたいな土器で有名な亀ヶ岡遺跡に行ってきました。

この宇宙人土器、遮光器土器と言います。なんでも、シベリア当たりの民族が目を守るためにつかっていた眼鏡をかけている様子に似ているからついた名前の様です。地元では「しゃこちゃん」として愛されています。

遺跡の近くのJRの駅はしゃれています。バイクと一緒に記念撮影

青森ツーリング

遺跡自体は、湿地にしゃこちゃんの像が立っているだけ。無料ボランティアの年配の方がガイドをしてくれます。

とても親切で、暑い中解説してくれました(別のグループを案内していたボランティアの男性の方は、熱中症で途中でダウンされていました)。すごく、勉強になりました。ただ、時折、津軽弁が入り、津軽弁でしゃべられると何を言っているのかさっぱり分からない。とりあえず、相づちを打って分かったふり。

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ボランティアの人に教えて頂いた、ご当地お土産の「しゃこちゃん」日本酒(古酒)を売っている酒屋さんを訪れました。なんでも扱っているのは、そのお店だけ。普通の酒屋さんです。しかし、誰もいない。少し大きな声で呼んでも誰も返事してくれない。大声で呼ぶと年配の女性が奥から出てきました。「●×△~」完璧な津軽弁です。私は、身振り手振りでこのお酒を買いたいことを示しました。「●△×~」 どうもどこから来たのか聞いているようです。「大阪から来ました」と答えると「●○△~和歌山~」とどうもつい最近和歌山の人も買いに来たようです。和歌山と大阪一緒にされることに違和感はありましたが、遠い関西から来てくれたことに感謝されていた様です。

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事務員さんのお土産に、遺跡で売っていた「しゃこちゃんサブレ」を購入。

週明け、事務員さんに配ったところ、「誰かに似ている~! これ先生や~!」 
「ほんまや、ほんまや」(一同)

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私は、気付きました。遮光器土器は、遮光器をつけている人を模した土器ではなく、単に、私のように、腫れぼったい一重瞼の人を模したのに過ぎないのではないか。私は、「しゃこちゃん」を身近に感じました。