コロナ禍大変な状況が続いています。飲食業経営者等、第1波、第2波、今までなんとか堪えてきて、この第3波に、心折れそうな方も多いと思います。
絶望により自ら命を断つ人も少なからず発生するでしょう。
この絶望下に於ける心のあり方について、書かれた本があります。「夜と霧」ナチス政権下、強制収容所を生き抜いた精神科のユダヤ人医師(フランクル)が書いた本です。
強制収容所での仕打ちが酷いとか人道から外れているといった非難を書いたものではなく、絶望の局地からの生き方、心の持ち方を書いた本です。
実は、私も読んだ事はないのですが、解説YouTubeはいくつか出ています。時間が無い方は、解説YouTubeを見るだけでもためになります。
キーワードは、「人生の目的意識」です。「人生にどれだけの意味があるのか?」を自ら問うてはいけない。逆に人生から「今、君は何をすることを期待されているのか」を問われていると感じること。そして、「自分を待ってくれる未来の存在(人、仕事、趣味)を感じること」が絶望下、心が壊れるのを防ぐ方法とのことです。
心が壊れた後は、心は何も受け付けなくなるそうです。ナチスの強制収容所の生き残りの体験談も含めて医師としての面から分析されています。
本はちょっと難しいかもしれません。是非、YouTubeで予習してみてください。