平成30年6月18日7時58分頃、茨木高槻付近を震源とする震度6弱の地震が発生しました。私は、毎朝楽しみにしている朝ドラを見ようとしていた矢先の事でした。

 阪神大震災以来感じたことの無い大きな地震で、家の本棚や食器棚が倒れたりしましたが、幸い、家人に誰も怪我人は出ませんでした。しかし、事務所の方は、かなりの被害を受けました。入居しているビル自体かなりひび割れも目立ち、3階相談室の窓枠は外れ外に飛び出していました。高さ約3メートルの大型キャビネットが倒れ、本来ならば事務員さんが座っている机の上に覆い被さっている状況になりました。キャビネットは、結局起こすことができず、ホームセンターで電動カッターを購入して、解体しました。書類でいっぱいになった扉付大型キャビネットは、相当な重量で、それが、3連結されていましたので、まさに、岩が倒れてきた様な状況です。コピー機は、挟まれて歪み、事務員さんの机も破損しました。幸い、就業時間前でしたので、もし、後、2時間遅かったら、職員に重傷者が出たことが推測されます。経営者としては、耐震対策が甘かったことを痛切に反省する限りです。誰も怪我人が出なかったこと、心から安堵しています。

 今回の地震は、阪神大震災よりは、規模が小さく、建物倒壊は無いようです。しかし、阪急南茨木駅の駅ビルは、解体の方向であるとのことです。梅雨時ということもあり、屋根にブルーシートがかけられている家を多数目にします。震災前の状況には戻るまでしばらく時間かかりそうです。

 当事務所も、片付けに追われましたが、職員の努力の結果、3日後には、なんとか営業再開にこぎつけました。その間、沢山の方々からお見舞いのお言葉を頂きありがとうございました。

 今、日本、地震期に来ていると思います。皆様もお家や職場の耐震対策もう一度見直してみることお勧めします。