青森合宿研究会、茨城県弁護士会の弁護士さんが、車で来られていました。車でご一緒させて頂き、今まで行った事の無い、秋田県をぐるっと回って、茨城空港から帰ることにしました。秋田の海岸線を走り、男鹿半島のなまはげ館を訪れました。なまはげは、大晦日に鬼が包丁をもって、「泣く子はいねぇが~。親の言うこときなねぇ子はいねぇがー」と言って家々を回る奴ですね。
行ってみると、恐山と同様、イメージと実際とはかなり違いますね。なまはげについては、正直、本来の風習は廃れ、もはや観光用のものと思っていました。
しかし、なまはげは、男鹿半島の地域で今も固く守られていることを知りました。
皆さん、なまはげは、大晦日、何匹(「人」ではなく「匹」と数えるそう)活動しているのでしょう。
まあ、5匹くらいかなーと思うのが普通では無いでしょうか。
実は、300匹近いなまはげ様が大晦日出動しているのです。
なまはげは、男鹿半島の各地域事に、その地域特有のなまはげ様がいて、その地域毎の風習にしたがった行動を取るようです。
ですから、なまはげ様は、沢山の種類がいるのです。
なまはげって、皆さん、こんなイメージですよね。
しかし、各地域、なまはげは、バラバラの顔なんです。皆各地域手作りです。
なまはげ館には、各地域のなかはげが陳列しているコーナーがあります。
ずらっと並んだ「なまはげ」様達。
これは、テレビによく出てくる正統派(?)なまはげ。
赤なまはげ、ディフォルメバージョン(?)
こうなってくると殆ど宇宙人(?)
ギターでも弾きそうな長髪アーティスト風
爽やか正義の味方風
これだけ沢山の種類のなまはげをみていると、細いの太いの長髪、短髪それぞれに個
性があって、学校のクラスメイトの様ですね。
勉強になりました。ユネスコ世界無形文化遺産にふさわしい素晴らしい文化です。