交通事故に遭った際の入院費等について前回紹介しました。
このように事故に遭ったために発生する損害のことを「積極損害」と呼びます。
交通事故に遭い、怪我などにより休業や失業してしまい、収入が減少してしまう場合があります。
このように、事故に遭わなければ得られたであろう収入の逸失を「消極損害」と呼びます。
消極損害にあたるものは、休業損害と逸失利益です。
休業損害)入院などで働くことができなかった時の損害です。
会社員・アルバイト・自営業者・主婦などで金額や計算方法も異なります。
逸失利益)後遺障害により普段よりも働く力が出せないことに対する損害のことです。
積極損害については、領収書などにより損害金が明確ですが、
消極損害はどこまでを休業期間や後遺障害など、どこまで認められるかが争点となります。