居酒屋や焼き肉屋などで「運転代行業」のポスターをよく見かけるようになりました。

自分の車を運転して自宅まで送り届けてくれるのでとても便利ですが、いろいろな問題もあるようです。

(誰でも運転代行業を行えるのか?)

・損害賠償が発生した場合を想定して保険や共済に入らなければなりません

・客車の運転手には、二種免許取得が義務付けられています

・(各都道府県の公安委員会の)認定証、料金、運転代行業約款を営業所に掲示しなければなりません

・代行運転自動車および随伴用自動車にはそれぞれの表示が必要です

・安全運転管理者の選任が義務付けられています

~上記、自動車運転代行業の業務の適正化に関する法律より~

タクシーと類似していますが、運転代行は主として、夜間において酔客に代わって自動車を運転する役務を提供するものであること。

酔客その他の当該役務の提供を受けるものを乗車させるものであること。

常態として、当該自動車に当該営業の用に供する自動車が随伴するものであること。という定義が定められています。

(問題点)

事故を起こした場合、代行業者が加入している保険が適用されるため、自分の保険が使用できません。

業者が保証の低い保険に加入している場合、乗客が賠償させられる場合もあります。

また、業者が未保険の場合、業者を手配した店の責任になることもあるようです。

 

これから夏にかけて需要が増える運転代行ですが、使用する際に任せられる業者かどうかを確認して、酔っぱらいましょう。