今回の広陵高校騒動について、私は、マスコミの態度に対して、大いに疑問を投げかけたい。
出場辞退までのマスコミの報道は、騒動を煽っているとしか私しには、思えなかった。形式的には、SNSでこんな事言われているみたいなことを報道している形を取るが、こればかり繰り返すと、辞退しないことが悪であるかの様な印象ができあがってしまう。
大事にすることによって、転校した少年、加害に加わった少年に大きな心を傷を残す結果となったであろう。おそらく、当事者は、そうっとしておいて欲しいと思っていたのではなかろうか。周りが興味本位の正義感を振りかざし、出場の妥当性を議論すべきであったのであろうか。
マスコミは、あれだけ、煽っていながら、広陵高校の出場辞退となると、一転、辞退に追い込むことはいいのか?とこれまた、正義感を振りかざした論調を展開している。あれだけ、煽っておいて、それかよ〜。まさに、大阪人流「知らんけど」の世界である。
SNSの炎上など、顔の見えない無責任な発言が展開されているだけ。それを報道する必要もない。報道することは、炎にガソリンを注ぐに等しい。
精神的発達段階にある少年には、いろいろな問題も起こる。最初から聖人を求めるのは、間違っている。道を誤っても、元に戻るルートを大人が示してあげればいい話。懲罰を与えることは、決して良い解決とはいえない。