6日目
5月1日の今日は、日本では、新天皇即位の話題で持ちきりでしょうが、こちらにいるとそのような報道もなく、単なるメーデー。勿論、社会主義国のこの国では、メーデーは祝日です。午前のスケジュールは、自然博物館と中央動物園の見学。目的地に向かう途中、大きな塔の下をくぐる。
本当に、この国は、大きなモニュメントが多いですね。博物館と動物園は、並んであります。
休日とあって、家族連れすごい人です。
博物館で何を関心したかというと展示されている人形です。
むちゃくちゃリアルです。
原始人の人形局部まで再現されておりリアルすぎる。
動物園の目玉動物は、やはり朝鮮虎。
すごい人気です。
秀吉朝鮮出兵の頃、こんなのが森の中ウロウロしていたとは驚きです。
昼食は、平壌冷麺で有名な玉流館。昨年、韓国の文大統領と金正恩労働党委員長の晩餐会で出されています。
麺は、そば粉が入っているらしくすごく黒いので、見た目ちょっとびっくりしますが、まるで歯ごたえのあるにゅうめんのような喉ごしで、すごく美味しい。トウモロコシのチジミ、キムチスープもあっさりして旨い。
お腹いっぱいになったところで、玉流館の近くのモランボンの丘を散策。メーデーは、デモ集会する日ではなく、家族で楽しむ日とのこと。丘は、数千人あるいは数万人とも思われる多くの家族連れが木々の下で焼き肉パーティーしています。お花見シーズンの大阪城公園の状態です。
道行く我々外国人にも「肉食ってけ!果物食ってけ!」と酔っ払いのおじさんが絡んできます。肉もイチゴも少しいただきましたとても美味しかった。
その後、本日のメインイベントのサーカス公演。私は、サーカス割と好きで、シルクドソレイユも毎年観ていますが、この国のサーカスは、レベルがとても高い。綱渡りや空中ブランコといった古典的な出し物が主流なのですが、かなり高い位置で繰り広げられるアクロバットな演技には正直驚きました。生演奏での演出も迫力あった。演技の撮影は禁止だったのが残念。
夕食は、保身湯という犬料理。滋養食として料理が確立されています。ワンちゃんのフルコース。
肋骨の大きさから犬の大きさが想像でき、ちょっと、可哀想な感じもしましたが、味は抜群。保身湯というスープも然る事ながら、私は、レバーの味に驚きました。
今日も酔っ払い状態でホテルに戻ります。130階建ての柳京ホテル、昼間、どこからでも見える特徴的な形をしていますが、夜は、光って、幻想的です。
(つづく)