一級建築士の免許証偽造が相次いで発覚している問題で、国土交通省は、今月4日、8都道府県で新たに9人の偽造が判明したと発表しました。現段階で12人の偽造が判明したことになります。

建築士の証明は、A4版の証明証書しかないようですが、現在それに代わる携帯型の免許証明書に変更する動きもあるようで、速やかに変更し、建築士の信頼回復を願います。

偽建築士の人たちはしっかり仕事していたから、ばれなかったのでしょうかね。

「お世話になりました」と言われて、心苦しくなかったのでしょうか・・・。

弁護士の中にも、この人本当に弁護士か?とか、疑ってしまう人に出会ったりすることがあるかと思います(いや、あってはならないのですが)。

そういうときは、セカンドオピニオンしてはいかがでしょうか?

弁護士と依頼者に欠かせないことは、信用・信頼です。

自分では抱えきれないことや人に知られたくないことを何度も、他人に説明するのはつらいことかもしれませんが、自分が信用できない弁護士に頼むほうがよっぽどつらいことだと思いますし、弁護士としても自分を信用・信頼していない依頼者の方と仕事はできません。

さて、頼れる弁護士か否かは別として、弁護士は必ず弁護士バッヂが一つの証明ですが、これがあるからと言って、弁護士とは限りません。弁護士バッジ落としたりして失う人が結構多いのです。弁護士バッヂの裏に登録番号が記載されていますので、誰のバッジかすぐにわかります。無くすと官報へのその掲載がなされ、国が「この弁護士バッジ無くしましたよ。」と全国の国民に知らせるシステムになっています。そんな辱めを受けて再発行されたバッジには、登録番号の横に「再1」と刻印がなされています(再発行1回目という意味です)。

かく申す私のバッジにもしっかり「再1」の刻印があります。私の初代バッジは絶対誰かに拾われているはずですが(裁判所近くで夏の暑い日、上着を脱いだときに外れたと思われる)、悪用されていないことを祈ります。