世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろう)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…
まあみなさん聞いてください。保険一括対応の期間は保険会社が決めた期間に過ぎません。これくらいのことは交通事故を少しでもやっていればわかる話です。一括対応終了後も、気の済むまで自腹で治療して後遺障害の申請をすれば良いだけのことで、一括対応の打ち切りに何ら動揺する必要はありません。しかし、弁護士の中には、それすらわかっていない先生がおられるのです。
私が弊社に入って初めて担当させていただいた案件のお話です。セカンドオピニオンが欲しいとのことで相談にこられた相談者は、広告をたくさん出して有名な巨大法律事務所の弁護士の先生から言われたそうです。「保険会社が一括対応を3ヶ月で打ち切ろうとしているから、後遺障害は諦めて示談したほうがいい」と。痛みは一向に改善しないのに、、、不安になって後遺障害は諦めて示談したほうがいいのですか?というもの。しかも、突っ込んで聞いていくと、その先生は依頼者の怪我の内容、受傷の起点についてロクに耳を傾けていないのでした。
このままでは相談者様が間違った方向に進んで示談してしまうと思い、相談者さんに一括対応の趣旨と、一括対応終了後の進め方について説明いたしました。幸い、その後、弊社にご依頼いただくこととなり、自費で治療を継続し、受傷の経緯について詳細に調査して後遺障害等級14級を獲得して保険会社に倍返しで幕を引きました。
しかし、十分に経験を積んでいない弁護士を放置して、数年したら使い捨てしている法律事務所には苦言を漏らさずにいれません。大きな事務所は、お客さんの集客は上手だけど、事件の処理は新人の弁護士が手探りで処理しているといのうはよく聞く話です。上述の先生も持てる知識の中でベストの回答をしたのでしょう。問題なのは勤務弁護士に任せきりにしている巨大法律事務所の構造にあります。責任者出てこい!!(と、まあ偉そうにモノを言わせてもらいましたが、堪忍!)