世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろ)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…

不正審査住宅ローン 被害者は誰?

皆さん、半沢直樹のドラマすごい視聴率ですね。先日も、かなり盛り上がっていました。最終回、どうやって逆転するのでしょう。楽しみです。
さて、今回は、銀行の不正ローンについてのぼやきです。
2020,9,18 関西みらい銀行、偽造書類で融資。住宅ローン251億円が15年間に一行員によってなされたことの記者会見をしました。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6371485
気になったのは、記者会見の中で、住宅ローン利用者に被害者はいないことを発言していたことです。
記者会見までして、ずいぶんバカな事を言うものです。住宅ローン債務者自身、詐欺、私文書偽造という犯罪者となる他、偽造所得により、税金が大幅に増え、思いの寄らない負担が知らぬ間に増え、生活が苦しくなります。

この手の不正融資は、昔からある手口で、不動産屋が住宅ローンの審査が到底通らない人に、勤務先や所得の架空文書を仕上げ、住宅ローンを通し、不動産の販売実績を上げるというものです。
最近は、多重債務者の高金利の借り換えの為に、この手口が使われたりします。
 住宅ローン債務者が住宅ローンを払い続ける限り、問題は顕在化しません。住宅ローン債務者は、賃貸家賃ではなく、賃料程度のローン額で不動産を所有でき、住宅会社は、不動産が売れ、不動産屋も仲介手数料も入ります。銀行担当者も貸し出し成績アップ、皆がウィンウィンです。
 しかし、ローン返済が滞ると当然、貸し出しが焦げ付くことになります。
 住宅ローン、銀行プロパーのものもありますが、銀行は、「フラット35」住宅金融公庫の窓口として融資にかかわっています。フラット35は、小口債権化され、投資家に売られています。
 保証会社など、多種多様なところに影響が及びます。
 私は、声を大にしてぼやきます。「馬鹿者!銀行よ、目先の自分の利益のことばかり考えて、皆で渡れば怖くないということか!銀行は、体に血(お金)を運ぶ血管ですよ。血管が詰まってしまったら、体に栄養が行きわたらない。血管はきれいにしておかないと。利用者には、被害者いませんってサラッと言うな。間接的に利用者を犯罪者に仕立ててしまっているんだ。」「15年も同じ人にローン担当させた責任者出てこい!」