世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろ)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…

弁護士バッジ

堕落した我業界のぼやきネタが続きます。
さて、今回は「弁護士バッジ」を巡るお話です。
ネットを見ていると、とある弁護士法人のHPが広告として追っかけてきます。「もう勘弁してよ-」と言いたくなりますが、よく見ると何か違和感を感じます。
HPに出ているバッジがやたら金ピカなのです。勿論、弁護士バッジ最初は、金ピカす。銀に金メッキがしてあるのです。長年の使用で、金メッキが剥がれて、かつ銀は、酸化しますので、渋いいぶし銀になってきます。新人弁護士には、金ピカを嫌い、財布などにバッジを入れて、わざと汚くする人もいます。
私のバッジは、ピカピカです(2年前、喪失して、再発行されたのを、再び無くさない様に大事にしまっているので…)。
でも、このHPのバッジは、そういう金ピカではないのです。事務員さんを呼んで、このバッジに違和感を感じないか聞くと、なんとも思わない様です。現物を示すと「アッ真ん中が違う」。
そうなのです。本物のバッジは、真ん中は銀色なのです。全て、金色は、テレビドラマでも使われているレプリカなのです。
本物の弁護士がそのようなバッジをHPに使うのは如何なものでしょう。おそらく、HP作成に当たって、業者がHP用に拾ってくる画像に、本物のバッジは少なく、知識も無いので、その画像を使用したのかもしれません。
しかし、私は、声を大にしてぼやかせて頂きます。
「ばか者!レプリカのバッジをHPに大きく載せて恥ずかしくないのか!? 飲食店がHPでレストランのロウでできたサンプル食品をUPしますか?おかしいでしょう。
HP業者に任せきりにしたらアカン!。今流行(?)の悪質広告業者に営業権を奪われている弁護士と誤解されてしまうで!」
「責任者出てこーい!」

ps.
因みに、裁判官や検事のバッジの偽造は、公記号偽造罪として罪になります。弁護士バッジ、本物のように作る事自体は、罪にはなりません。但し、それを付けて弁護士の様に振る舞うことは弁護士法違反で処罰されます。レプリカが全て金色なのは、作成に技術を要するとは思えませんから、悪用されることを防ぐ自主規制かもしれませんね。