世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろう)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…
弁護士費用特約 頑張ったら減額
皆さん聞いてください。自動車保険の弁護士費用特約というのはご存知の事だと思います。事故の被害者の弁護士費用をまかなってくれるという大変有意義な保険です。
この保険の件で某保険会社からびっくりする事を言われました。40代男性 鎖骨骨折後、肩が90度も上がらなくなったのに自賠責保険では、鎖骨の変形障害のみ認められ、動かないという機能障害は否定され、当事務所に相談に来られました。
見れば、色々な点で落ち度だらけ… 自賠責で認定が下りないことも頷けます。しかし、目の前に困っている人の為、最大限の努力をしなければなりません。早速、異議申し立ての準備です。
主治医への面談は不可欠です。主治医への面談には面談費用が発生します。この費用は、通常、実費費用として、弁護士費用特約から支払ってくれるのですが、某保険会社さん曰く、「支払います。但し、弁護士さんへの支給金から差し引きます」とのこと。えっと耳を疑いました。
元々、保険会社さん任せにしていて、取れるべき後遺障害認定が下りなかった案件を、リカバーしようとする活動の中で、医師との面談は必須です。「行くのはいいけど、その費用は、弁護士さん負担ね」という意味と一緒です。元々、自賠責意義の申立費用わずか3万円しか認めてくれず、そのわずかな金額に対して差し引いてくるとは、どういうことなのでしょう。
この案件は、場合によれば、何回も面談が必要かもしれません。再検査も必要なこともあるでしょう。もしかしたらその費用も持ってくれないの?頑張れば頑張るほど減らされるってどうよ。弁護士特約については、無茶苦茶な請求をしてくる事務所が多々あり(多くは過払いで、無茶してきた皆さんが知るようなところが多い)、保険会社の審査も厳しくせざるを得ない事情はわかります。でも、何もしない方がいいという支払い体系っておかしいでしょう。私は、叫びます。
「責任者出てこい!」