世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろう)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…

悪徳司法書士の債務整理

 皆さん聞いてください。
 悪徳司法書士の「被害」(私は、敢えて、この言葉を使う)にあわれた方が、ご相談にこられました。借金問題で、困って相談に来られた方を食い物にするような手口許せません。悪徳司法書士の手口をぼやかせて頂きます。

 A司法書士法人。借金問題は、お任せみたな宣伝をテレビで派手にされておられます。一般に借金問題の解決方法として、①債務整理②破産③個人再生④そのまま放置⑤過払請求というのがあります。⑤の過払請求は、最高裁後、金利が下がって10年近く経ちますので、最近は、過払事案は、ほぼ、出尽くしており、あんなに費用かけて宣伝して大丈夫なのかな?と私思っていました。
 しかし、過払い問題以上に、あくどい手口で弱者食い物にしています。過払い問題は、本来ならもっと入ってくるお金が大幅に減るだけなのに対して、お金無い人から意味のない仕事して、高い報酬取るというところに悪質性があります。悪徳司法書士さんは、なんでもかんでも①の債務整理をお勧めされます。
 司法書士さんも、破産や個人再生に関わる事はできるのですが、弁護士が「本人の代理人」として関わるのに対して、「書類作成代理人」として関わることになります。
 作成に当たって、いろいろ書類を集める必要があるのですが、本人の代理行為ができないので、本人にいろいろ指示して必要書類を集める必要があります。広域に宣伝している悪徳司法書士さんは、依頼者と会ったり、個別に電話連絡することは、しません。業者と電話だけで処理ができる①の任意整理しかしません。任意整理なんて到底無理という案件でも、お構いなし。そして、その費用がうまい具合にいろいろ名目作って、ぼったくり価格なんです。

 このような悪徳司法書士に引っ掛かった方は、いずれ、破綻し、悪徳司法書士さんに「無理です。払えません」と泣き付くことになりますが、悪徳司法書士さん、「それなら、当事務所は、辞任します」と放り出すのです。被害者、弁護士事務所に来て、無茶苦茶されたことに気付きます。法テラスならば、17万円前後で、破産ができること知ります。破産は、貸金業者に一円も払いません。被害者「今まで、支払った何十万の司法書士への支払いはなんだったんだ」と嘆いても後の祭りです。悪徳司法書士は、契約書を盾にお金を返すことはありません。

 相談に来られた方のケースは、8社総額400万円の債務がありました。弁護士(悪徳を除く)ならば、総額400万円で任意整理を勧めることはありません。任意整理、将来金利発生しない代わりに、返済期間は、3年が原則です。
 400万円ならば、月額12万円の返済になります。悪徳A司法書士法人さんは、8社の内、数社の任意整理まとめ、司法書士費用の分割金と債権者への毎月の弁済金を司法書士事務所に振り込ませます。2、3社だけまとめて、月額6万円程司法書士事務所に振り込ませるのです。半年~1年そうさせて、残りの貸金業者の債務整理まとめます。支払いは、月額10万円を超えることになって、支払えないとA書士に伝えたところ、「それならば、法テラスで破産申し込んでください。司法書士は、破産できません」と言って、辞任してきました。明細書見てびっくり、司法書士費用50万円以上取られています。法テラスの自己破産は、17万円前後で、毎月5000円から1万円の分割払いが可能です。それだけ支払ったら借金は、ゼロになるんです。ご本人、今まで、100万円以上、司法書士さんに払ってきたことは、全く無駄です。ご本人「たった、17万円で、済んでいたんですね…(涙)」

 悪徳司法書士、手口が卑劣です。HP上では、サクラを使って良い評判ずらずら並べます。悪い評判は、HPの一ページ目に来ることなんてありません。管轄官庁の法務省には、この点、問題視して欲しいと思いますし、また、マスコミも悪徳司法書士排除キャンペーンをしてもらいたいと思います。
 私は、声を大にして言います。「馬鹿者!お前たちのしていることは、一昔前の悪徳金融業者よりたち悪い」「責任者出てこい!」