世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」

毎日新聞さん、これ過剰報道でしょ!-ラブホテル駐車場で急発進、妻ひきずる殺人未遂容疑で夫ら逮捕-

https://news.yahoo.co.jp/articles/0051ca17466a14d84585462fd29c0e119d495227

皆さん、この記事みてどう思いますか?浮気現場を妻に押さえられ、車のドア開けようとする妻を振り切って車を発進…」世の中よくある浮気現場での痴話ネタです。
報道する価値はないでしょう。百歩譲って、「車にしがみつく人がいるのに、車発進させて怪我させたら犯罪ですよ」という社会に対する注意喚起という意味があるとしても、浮気相手も含めて実名を記載しての報道は、大問題と思います。
 おそらく、今後、この当事者は、格好のSNSの餌食になります。特に、浮気相手の女性は、周囲の興味の眼差しに晒されることになります。暴走するSNSは、会社、家族まで、食指を伸ばして、攻撃していきます。
 怪我を負った被害者(妻)も、こんな結果望んでいない筈です。
 警察も警察です。車を発進させたのは、夫です。浮気相手まで逮捕する必要は無いでしょう。仮に、「車を発進させて!」の発言があり教唆犯になりうる可能性があるとしても、逮捕はやり過ぎですし、実名報道もやり過ぎです。
 やり過ぎの警察に乗っかって、そのまま報道した毎日新聞(他の新聞はどう扱ったのか知りませんが…)は、もっとやり過ぎです。
 報道被害に遭った方、報道機関に対し、訴訟を提起するにしろ、それがまた、報道の対象になれば、更に生活が乱されることになります。身を潜めて、そっと、時間が過ぎ、世間の話題から消えることを待つしか無いのでしょうか?

 私は、ぼやきます。
 「馬鹿者!責任者出てこい!」マスコミの本分をなんと心得ているのか!マスコミが一目置かれてきたのは、報道を通して、社会正義の実現に資する側面があるからでしょう。三面記事にろ、社会に対する注意喚起でしょう。営業上、ゴシップネタを扱うにしても、報道される個人の人権を考慮した報道がなされないといけない。政治家でもなんでも無い一市民のゴシップネタを実名出して大きく報道することがどれだけ、一市民の生活をどん底に落とすものか分かっているのか。正義の仮面を被った悪魔そのものの所業である。