世の中、不合理なことだらけです。茨木太陽は、そんな所を照らし出し、世に訴えたいと思います。ぼやき漫才 人生幸朗さんが如く、茨木太陽がぼやきます。「ばか者!!責任者出てこい!!」
えっ!!人生幸朗(じんせい こうろう)さんをご存じない…。昭和漫才の大御所です。是非、YouTubeで検索ください。知らなきゃ損。
さて、本日は…
自由診療の同意書
みなさん聞いてください。弁護士にはスポーツ好きがとても多いのですが、おそらく理由はスポーツマンシップのフェア精神に感銘を感じているからではないでしょうか?
先日、ボクシングWBA世界ミドル級王座決定戦におて、4ラウンドにダウンを奪ったにもかかわらず村田選手は敗北してしまいました。これには相手国からも疑惑の判定として受け取られ、結局世界ボクシング協会(WBA)のヒルベルト・メンドーサJr.会長が採点に「怒り」を露わにし、ボクシング委員会に再戦を要求するに至りました。いづれもフェア精神に突き動かされたものではないでしょうか?私は、感動しました。
しかしある依頼者の通ってらっしゃったとある町の整形外科の治療費の請求の仕方はアンフェアです。その病院では、交通事故の患者さんに対して、保険一括対応終了後の治療費は自由診療によって自由診療によって計算した治療費を支払うとの、治療に先立ちあらかじめ包括的な同意書を取っているそうです。何故そのようなことをするのか医師から直接聞いてはおりませんが、察するに自由診療による治療費の方が高いため、同意書をとることで将来の安定した病院経営を確保しようということなのでしょう。
交通事故であっても、三者行為届けを出せば、健康保険使えることを説明しない病院は情報格差を利用しており、患者と対等な立場でものを考えていません。ボクシング協会においては、会長が口火を切ったことにより自浄作用が機能しているようですが、その病院は未だに患者から同意書を取っているそうです。病院の関係者は、見て見ぬ振りをしているのでしょうか。責任者出てこい!