茨木太陽法律事務所では、4月より京都市におきまして無料の交通事故・後遺症に関する法律相談会を開催する運びとなりました。
第1回目は、4月29日(月)の祝日、京都市山科区、JR山科駅前にある山科アスニーにて開催致します。
本相談会は、後遺障害等級研究NPO団体との共催で実施し、当日は、賠償額、過失割合、保険会社との対応、事故後の対応等の法律相談に関する分野については弁護士が、後遺症に関する相談についてはNPOスタッフがそれぞれ対応し、的確にアドバイス致します。
当事務所では、法律関係のトラブルや懸念事項については早期に専門家へご相談されることを推奨しております。特に、交通事故においては、後遺障害の等級が決定する前からご相談頂くことで、被害者様にとってより良い解決策を見いだすことが可能です。
法律相談、後遺障害に関する専門的な無料相談を一つの会場で同時に受けることができる本相談会を是非積極的にご活用下さい。
なお、当相談会は完全予約制で、定員数がございますので、お早めにご予約下さい。
無料交通事故相談会のご案内
1.日時:平成25年4月29日(月)午前10時より午後5時まで
2.場所:山科アスニー(JR山科駅、地下鉄山科駅前。詳細は後掲の地図をご覧下さい。)
3.必要書類等:ご相談をより内容のあるものにするため、書類や画像の資料類をご用意頂く場合がございます。
4.お申し込み方法:
・当事務所ホームページ内の「交通事故専用お問い合せフォーム」からお申込頂けます。
・当事務所が運営しております交通事故情報専門ホームページ『交通事故相談室』の無料相談のご案内ページにあるシートをダウンロードして頂き、FAXにてお申込頂くことも可能です。
・お電話にてのお申込もお受けはしておりますが、弁護士の執務の関係上、お問い合せシート・FAXを利用してお申込頂きますようお願い致します。
無料相談会場地図
京都市で行う弁護士による交通事故相談
ご覧頂きありがとうございます。
茨木太陽法律事務所は、阪急茨木市駅前に事務所を構える法律事務所でございます。所長弁護士である黒田の他、3名の所属弁護士が市民の皆様のお役に立てる弁護士、『マチ弁』として執務しております。
当事務所では、不慮の交通事故でお怪我をなされ、ご不安やお困りでいらっしゃる皆様に弁護士からのアドバイスを差し上げる機会をご提供するべく、毎月1回第2土曜日に、茨木市の当事務所において無料交通事故・後遺症相談会を行っている他、毎月の最終水曜日には、大阪梅田の阪急ターミナルビルにおきまして、夜間の交通事故後遺障害無料相談会を開催しております。
毎月の相談会は20名程度のご予約で埋まってしまう状況が続いており、また、京都や滋賀方面からの参加される方も多くいらっしゃることから、今回、新たに京都と大津の間に位置する山科における無料相談会の開催を決定致しました。
本相談会は、被害者の皆様に法的なアドバイスを差し上げることを最大の目的としており、同じような志で活動していらっしゃるNPO法人との共催で相談会を開催しております。このNPO法人は、後遺症等級認定の獲得支援を10年以上にわたって続けておられ、その実績、経験を活かし、後遺症についてのご相談に対応して頂きます。
また、茨木市の当事務所で行う相談会では、5月より放射線科医が参加して検査画像についての検討に加わることになっており、他に類をみない理念と体制で被害者の方々のあらゆるご相談に対応致します。
交通事故における早期相談の重要性
「保険屋さんに任せておけば悪いようにはしないやろ」
「とりあえず後遺障害の等級認定を受けてから考えよう」
交通事故に遭われた方々の中には、このようにお考えの方がまだまだいらっしゃいます。
たしかに、そのようなスタンスでも交通事故は最終的に解決へ向かっていきます。
しかし、それが、本当により良い解決法なのでしょうか。
交通事故実務における三つの基準
交通事故解決における損害賠償の算定にあたっては、実務的に三つの基準が存在しています。
- 自賠責保険基準
- 任意保険基準
- 地裁基準
このうち、原則的には、算定額が最も高額になるのは「地裁基準」での算定です(実際の算定は、各事案により異なることは言うまでもありません)。
ところが、任意保険会社は、それよりも低く見積もられることが多い「任意保険基準」に基づいて示談交渉を行うことが一般的です。
つまり、相手の保険会社が提示してくる金額は、本来裁判所で認められるであろう金額よりも低いことが圧倒的に多いのです。
このギャップに対応していくにはどうすればいいのでしょうか?
その問いにつきアドバイスを差し上げるのがこの相談会の目的の一つです。
後遺障害は適正ですか
また、後遺障害の等級認定については、後遺障害診断書が重要となってきます。
後遺障害の等級認定申請は書面によって行われます。認定機関が申請人に電話をして「お怪我は治りましたか?不具合はどんな感じですか?」と確認することはありません。全ては書面審査です。そして、判断材料としての原則的な添付書類と言えば、医師の作成した後遺障害診断書と検査画像だけです。
つまり、認定においては後遺障害診断書が非常に重要な役割を果たすことになるのです。
ところが、後遺障害とは、いわば治療の結果不具合が残ったとも考えられます。つまり、医師にとっては、後遺障害診断書は、「自分が治療したけれども不具合が残った」ということを証明する文書とも言えるのです。このような文書を医師が積極的に詳しく書こうと思うでしょうか?
通常、後遺障害診断書は簡素なものとなりがちで、簡素であるが故に本来認定を受けることができる等級が認定されない、というケースが出てきます。
では、後遺障害診断書に必要な要件を詳細に書くことを医師にお願いして、適正な等級認定を受ける準備をするにはどうすればいいのでしょうか?
このような問いにアドバイス差し上げることも、本相談会の目的の一つです。
無料相談会の活用
このように、交通事故をより適正に解決するためには、早期に専門家へ相談し、的確なアドバイスを受けて行動することが大切です。
しかし、専門家と言っても、全ての専門家が交通事故に対して詳しい訳ではありません。
目が充血したら外科に行かずに眼科に通院するのと同じように、交通事故でお悩みであれば、交通事故に精通した専門家へご相談なさることが、より良い解決への近道と言えるでしょう。
この京都における交通事故・後遺障害無料相談会では、毎月茨木や梅田で交通事故相談会を定期開催している経験豊富な弁護士と、後遺障害に精通したNPO法人スタッフが、交通事故と後遺症について分かりやすくアドバイス致します。
是非お気軽にご参加ください。