昨日、東京ミネルヴァに関する記事をアップしましたが、事態は、より深刻なものでした。私自身びっくりしました。

https://diamond.jp/articles/-/241503

(引用)DIAMOND online 2020.6.26 5:42の記事より

要するに、若手弁護士が、闇の人間(非弁)に支配されていたという案件である。それにしても、被害者の数は甚大である。
弁護士から、コンサルタントや広告代理店、人材派遣会社という名目の下、弁護士事務所に入った巨額のお金が、依頼者に渡らず、そのまま、業者に流れてしまっている。
昔から、経験浅いピヨピヨ弁護士や病気や懲戒などで仕事を自分で取ることができなくなった老弁護士にいい話を持ちかけて近づき、最初ちょっと良い思いをさせて、一旦、これらの弁護士が食いつくと、それをゆすりのネタに、その弁護士名を使って、悪事を働くというもの。その弁護士を使うだけ使って、弁護士会から懲戒されたら、その弁護士をポイして、次のカモの弁護士を使う。
弁護士会の会報「自由と正義」の巻末に、懲戒のページがあるのですが、毎月の様に、この手の被害にあったと思われる弁護士の懲戒事例が載っています。
以前は、比較的小規模ケースが多かったのです。昔は、悪徳金融会社が、弁護士名使って取り立てるとかの案件が多かった。
しかし、「過払い問題」は、悪徳金融側の商売替えを促しました。貸金業者から真逆の弁護士の黒子になったのです。弁護士版人形浄瑠璃です。
貸金業者側の人間は、多重債務者の名簿を持っており、これを使えば、集客バッチリ、動くお金は、莫大です。過払い請求は、無論、手抜き請求です。事務員が不当に安いダンピング和解して、ドンドン事件を処理していきます。回転で勝負。過払いの依頼者は、借金取りから逃れたらそれで満足という人が多く、過払い金使い込まれても気付きません。やりたい放題です。
東京ミネルヴァ代表の川島浩弁護士は、事務所、3代目の様です。可哀想に入った事務所が悪かった。記事によると川島弁護士、脱却を図ろうとした気配あるようです。しかし、この闇の黒幕(犯罪歴あり)から「一蓮托生よろしくお願いもうしあげます」というメールされていた川島弁護士、少し可哀想な気もします。
記者会見風のCMでの川島弁護士の笑顔が悲しく見えます。

https://www.youtube.com/watch?v=BcxZMQsfYM4

(引用)youtube「弁護士法人 東京ミネルヴァ法律事務所 新潟県相談会」より

闇は、巨額の広告費で弁護士を釣る。広告費名目ですので、非合法スレスレの形式をとって、司法の介入を防ぐ手立てを取っています。
記事を見ると、この黒幕は、かなりのやり手で、この罠にかかっている弁護士は、まだまだ、いるようです。
昨年も大阪の若手弁護士が逮捕されました。
捜査が進むと別の弁護士が問題となるでしょう。でも、闇は、一度、掴んだ弁護士を手放しません。一度、蜘蛛の巣に引っかかったチョウチョは、蜘蛛に、体液、チューチュー吸われる運命です。
私から見て怪しい弁護士HPウジャウジャあります。立派なHPだからと安心してはいけません。
当事務所のHPは、ごらんのとおり、ゴチャゴチャした手作りHPです。ご安心ください。