70代・女性・主婦
事故態様:原付vs自動車
受傷部位:頚部・腰部・右肩・右膝


原付で交差点にさしかかったところ、交差点左方の自動車が一時停止の道路標識にしたがって停止したためその間に通過しようとしたら、自動車が急発進、接触・転倒した原付の運転者から相談をお受けしました。
お話をお伺いしたところ、保険会社からは自賠責保険の支払基準での示談条件の提示があり、これにご不満のご様子でした。

通院回数がかなりあったので、自賠責基準でも、通常よりかなり多い金額となっていました。
自賠責では、過失割合は問題とされません(被害者の過失が7割未満の場合)が、裁判所基準では、過失割合も考えなくてはなりません。過失割合を勘案して検討した結果、多額ではないものの増額が確実に見込める状況でした。幸い、弁護士費用保険にご加入でしたので、当職で受任し、家事労働の休業損害について交渉を重ね、結局、当初の提示より20万円ほどのUPの結果となりました。
弁護士費用に加入している方は、保険会社に言われるまま解決するのではなく、一度、弁護士にご相談ください。もちろん、当事務所では、弁護士費用保険加入でない方も、当初提示額からUPした金額の●%を報酬とした受任を行っています。