20代男性 アスリート
事故態様:追突


現役のアスリートが追突被害に遭って、むち打ち症状が重く、走ると嘔吐の症状が出て、事故の年は、試合どころか練習もすることができず、結局、そのシーズンを以て引退を余儀なくされました。保険会社紹介の弁護士に当初依頼されていましたが、長引く症状に、弁護士が十分対応できなかったのか、弁護士を断って、当職に相談されました。
医学的資料を取り寄せて十分検討を加えましたが、これ以上の病院での治療は期待できない上、ほとんどが自分のチームのトレーナーや整骨院での治療なので、後遺障害認定を望めない状況でした。後遺障害申請を行わず、病院の通院回数は少なかったが、最大値である裁判所基準で示談しました。
私の経験では、治療方法もう少し違う形にするべきであったと思います。早期に相談に来ていただければ、早期回復が図れたのではないかと思う残念な案件でした。