50代男性 マンションの管理業


車のドアが開いた拍子に、腕を振ってあるいていた歩行者の手に腕が当たる。手の打撲との診断。
どうもHPで宣伝している行政書士法人に依頼。いろいろ良いこと言われて、費用も払い、指導に従っていた。
6か月間に137日通ったとのこと(通わせる医者も医者である)。当然、後遺障害認定になるはずもなく、その後、その行政書士から紹介された弁護士に至っては、お金だけ取られて、辞任しますと一方的に辞任されたとして相談に来られた。

どう考えても無茶です。不自然です。毎日、打撲のリハビリって何なのでしょう。無茶な請求には、お付き合いする気はありません。とは言っても、解決しないと相手保険会社さんも困るでしょう。当職の考える賠償額の範囲を示して、納得頂いての受任。
ところが、相手保険会社さん担当者この方の案件の処理には、とても困っていたようで、申し訳ないほど破格の金額での示談が成立。
医師、行政書士、弁護士のモラルが問われる案件でした。